CSVファイル取り込みの実行
作成したCSVファイルを取り込みます。
CSVファイルを取り込む前に、インポート先の掲示板などの作成、CSVファイルを作成しておく必要があります。
CSVデータの取り込みには、以下の2種類の方法があります。
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データインポートツール(画面)から取り込む
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バッチ処理にて取り込む
データインポートツールにて取り込む
データインポートツールの画面から、取り込み対象・CSVファイルを指定しインポートを実行します。
インポートツールを起動する
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コマンドプロンプトを起動します。
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カレントディレクトリをインポートツールをインストールしたディレクトリに移動します。
例)インポートツールのインストール先ディレクトリが「C:\PE4J\DataImportTool」の場合cd C:\pe4j\DataImportTool
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以下のコマンドを実行します。
java -jar pe4j-csv-import.jar
データインポートツールが起動します。
コマンドプロンプトの画面は、データインポートツールを終了するまで閉じないでください。コマンドプロンプトを終了するとデータインポートツールも終了します。
CSVファイルを取り込む
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左側のツリーからインポート対象を選択します。
機能 選択対象 掲示板
対象の掲示板を選択します。掲示板メニューには取り込めません。
電子会議室
対象の電子会議室を選択します。電子会議室メニューには取り込めません。
スケジュール
“スケジュール”を選択します。
施設予約
対象の施設を選択します。
ファイル管理
対象のフォルダを選択します。
掲示板、電子会議室、施設予約、ファイル管理の場合、事前に取り込み先の掲示板、施設、フォルダを作成しておく必要があります。 データインポートツールを起動している状態で、掲示板等を追加した場合は、データインポートツールを起動し直してください。
掲示板、電子会議室、施設の作成については 管理者マニュアル を、フォルダの作成については ユーザーズマニュアル ファイル管理編を参照してください。 -
取り込み指示画面の
をクリックし、取り込むCSVファイルを選択します。
また、CSVファイルの文字コードを選択します。
上図は掲示板を選択した時の画面ですが、電子会議室・スケジュール・施設・ファイル管理のフォルダを選択した場合も項目は同じです。
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をクリックし、CSVデータに不備が無いか確認します。エラー内容はログに記録されます。
チェックが終わると、結果がメッセージで表示されます。■正常な場合
■CSVに不備がある場合
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CSVデータチェックの結果が「異常なデータです。詳細はログを確認してください。」 と表示された場合、
をクリックし、詳細を確認します。
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CSVデータチェック及び取込み時のログが表示されます。 グの内容に合わせてCSVファイルなどの修正を行ってください。 CSVデータチェックが正常終了するまで、手順3~5を繰り返します。
ログファイルの実体は、データインポートツールディレクトリの"csvLog.log"ファイルです。
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CSVデータチェックの結果が、「正常なデータです。」と表示されたら、
をクリックし、CSVファイルからデータを取込みます。
CSVファイルのインポートが実行されます。
インポート中にデータインポートツールを終了させた場合や、キャンセルした場合、途中までのデータは取り込まれます。
処理が終了するとメッセージが表示されます。
■正常終了の場合
■不備のあるデータが含まれていた場合
実行時にCSVファイル内に不備のあるデータが含まれていた場合、正常なデータのみ取り込まれます。をクリックし、詳細を確認の上、CSVファイルを修正し、手順3のCSVデータチェックから処理を実行してください。
不備のあるデータを再度取り込む際は、必ず正常に取り込まれたデータを除いたCSVファイルを取り込んでください。 そのまま取り込むと新規に取り込まれ、、同一データが二重に登録されます。
をクリックすると、取り込まれなかったデータのみ抽出されたCSVファイルを表示できます。 このファイルを利用することをお勧めします。 (エラーCSVファイルの実体は、CSVファイル格納先配下のerrorフォルダに格納されています。)
バッチ処理にて取り込む
バッチ処理にて、取り込み対象・CSVファイルを指定しインポートを実行します。
なお、バッチ実行する際には、インポートツールのインストール先ディレクトリを作業ディレクトリとして実行してください。
バッチ処理で取り込む
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バッチファイルを作成します。
以下を参考に、お客様の環境に合わせバッチファイルを作成してください。
例)インポートツールのインストール先ディレクトリが「C:\PE4J\DataImportTool」の場合java -jar C:\pe4j\DataImportTool\pe4j-csv-import.jar –batch <実行モード> -type <取込対象処理> -target <取込対象> -file <CSVファイル> -fileEncoding <文字コード>
※上記は1行で記載します。
■指定するパラメタ項目名 説明 実行モード *
以下のいずれかを指定します。
check :データのチェックを実行します。チェックのみ行い、インポートは実行しません。
import :データのインポートを実行します。
省略した場合、データインポートツールの画面が表示されます。
取込対象処理 *
取込対象の処理を選択します。
BBS :掲示板
FORUM :電子会議室
SCHEDULE :スケジュール
RESOURCE :施設予約
FILE :ファイル管理
取込対象
取り込み先の名称を指定します。ルートから名称を“/”で区切り指定します。
掲示板、電子会議室、施設予約、ファイル管理の場合は、必ず指定してください。 施設の場合は、施設種別(会議室・備品)/施設管理区分/施設名と指定します。
<例>
・地区掲示板メニュー配下の東京地区掲示板の場合
地区掲示板/東京地区掲示板
・施設管理分類:「東京本社」配下の「第一会議室」の場合
会議室/東京本社/第一会議室CSVファイル *
取り込みに使用するCSVファイルの格納先およびファイル名をフルパスで指定してください。
文字コード
CSVファイルの文字コードを
Shift-JIS
またはUTF-8
で指定してください。
未指定の場合は、Shift-JIS
として取り込まれます。<サンプル>java -jar C:\pe4j\DataImportTool\pe4j-csv-import.jar –batch check -type BBS -target なかよしマート掲示板 -file C:\掲示板\なかよしマート掲示板\なかよしマート掲示板.csv -fileEncoding UTF-8
※上記は1行で記載します。
事前にCSVに問題が無いか実行モード=checkで実行し確認を行ってから、実行モード=importでインポート処理を実行することをお勧めします。
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作成したバッチファイルを実行します。
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実行結果を確認します。
データインポートツールディレクトリの"csvLog.log"ファイルを参照し、実行結果を確認してください。
実行時にCSVファイル内に不備のあるデータが含まれていた場合、正常なデータのみ取り込まれます。不備のあるデータを再度取り込む際は、必ず正常に取り込まれたデータを除いたCSVファイルを取り込んでください。 そのまま取り込むと新規に取り込まれ、同一データが二重に登録されます。
取り込まれなかったデータのみ抽出されたCSVファイルがCSVファイル格納先配下のerrorフォルダに格納されます。 再度取り込む場合は、このファイルを利用することをお勧めします。