審議・決裁
申請案件に対する審議を行います。
自分の審議権限によって行う作業が異なります。審議権限と作業については、「概要」の「(3)決裁処理の用語」を参照してください。
審議・決裁を行う
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審議が必要な案件がある場合、NaviViewのアシストメッセージに通知されます。通知されたメッセージをクリックします。
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> 案件検索・決裁 から
をクリックし、左ペインの審議決裁フィルタをクリックして開くこともできます。
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上図はメッセージ例です。メッセージ内容は申請書(または申請様式)単位で管理者が設定します。申請書(申請様式)単位の個別メッセージがない場合は、「承認依頼が○件あります。」と表示されます。また、優先度が"緊急"の申請については、各メッセージとは別に「緊急承認依頼が○件あります。」も表示されます。
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審議決裁一覧画面が表示されます。審議を行う案件の件名をクリックします。
■一覧に表示されるマーク マーク 説明 添付ファイルがあることを指します。
コメントが登録されていることを指します。
緊急な案件であることを指します。
代行依頼によって、代理で審議する案件を指します。
後閲された案件であることを指します。"後閲"とは、途中の審議者の審議を飛ばし審議を先に進める行為を指します。このマークが表示されている場合は、"後閲"機能を使用し、審議を飛ばされた案件を指します。
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左ペインの案件検索に条件を指定することにより、検索が可能です。
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一覧から対象の案件のチェックボックスを選択し、承認パスワードを入力後、
をクリックすると一括で承認できます。ただし、汎用申請の追記が必須となっている申請については、起案内容の変更を行う必要があるため一覧から承認できません。その場合、『起案内容変更が必須となる案件は承認できません。』とエラーが表示されます。件名から内容表示画面を開いて追記を行ってから承認してください。
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内容表示画面が表示されます。申請内容を確認します。
■内容表示画面に関する補足情報 項目 説明 コメント
コメントの入力が可能です。否認・差戻を行う場合の理由などを入力できます。未読のコメントの先頭には
が表示されます。
コメントの入力については、「コメント入力」を参照してください。審議依頼の案件にコメントが登録されていてもアシストメッセージには通知されません。但し、自分が先にコメントを入力している場合は、通知されます。なお、未読コメントの
はアシストメッセージへの通知の有無に関係なく表示されます。
承認状況
現在の承認状況を確認できます。
また、ルート追加、ルート変更、同報追加が可能な場合、または
または
が表示され、ルートに対して審議者の追加や変更の操作が行えます。ルート追加・変更の操作は、「審議者によるルート変更」を、同報追加の操作は「同報追加」を参照してください。
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申請内容に対して修正や追記が必要な場合は、審議の前に行います。
汎用申請にて、画面に以下のようなボタンが表示されている場合、審議を行う前に追記操作(起案内容の変更)を行ってください。操作の詳細は「審議時に起案内容を変更する」の項を参照してください。-
「起案内容変更完了」チェックボックスが表示されている場合
追記操作が必須になります。起案内容変更を行い、チェックボックスにチェックを入れてから次の手順へ進んでください。ただし、否認や差戻しを行う場合は変更なしで進めることができます。 -
「起案内容変更完了」チェックボックスが表示されていない場合
追記操作は任意になります。必要に応じて起案内容変更を行い、次の手順へ進んでください。
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審議を行います。審議権限や審議内容によって操作が異なります。
■審議権限:審議、審議(並行)、合議、合議審議の場合審議 手順 承認する場合
パスワード欄に承認パスワードを入力し、
をクリックします。
否認する場合
パスワード欄に承認パスワードを入力し、
をクリックします。必要に応じて、コメント欄に否認の理由などを入力してください。
否認の使用が許可されていない場合は、使用できません。
差戻す場合
承認状況欄にて「差戻先」を指定後、パスワード欄に承認パスワードを入力し、
をクリックします。
必要に応じて、コメント欄に差戻しの理由などを入力してください。
なお、"差戻し"とは、内容の不備などにより再申請または再審議を促すものです。
申請者以外(自分より前の審議者)に差戻した場合、申請内容画面には差戻状況欄が表示され、誰が誰に対していつ差戻したかの履歴が記録されます。
審議権限:合議の社員が実行する場合は意見を述べるのみとなりますので、「差戻先」の選択は行えず、実際に申請者・審議者へ差戻しの処理は行われません。-
審議権限:審議(並行)の場合、自分が所属する並行審議ブロックより前に差戻しできます。
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審議権限:審議(並行)の場合、並行審議ブロックの誰か1人が否認・差戻しすると、同じブロック内のそれ以前に行われたすべての審議結果が取り消されます。
■審議権限:決裁の場合審議 手順 決裁する場合
パスワード欄に承認パスワードを入力し、
をクリックします。
条件付きで決裁する場合
パスワード欄に承認パスワードを入力し、
をクリックします。
以下の決裁条件入力画面が表示されます。条件を入力し、をクリックします。
入力した条件は、内容表示画面の決裁条件欄に表示されます。
条件付決裁の使用が許可されていない場合は、使用できません。
否認する場合
パスワード欄に承認パスワードを入力し、
をクリックします。必要に応じて、コメント欄に否認の理由などを入力してください。
否認の使用が許可されていない場合は、使用できません。
差戻す場合
承認状況欄にて「差戻先」を指定後、パスワード欄に承認パスワードを入力し、
をクリックします。
必要に応じて、コメント欄に差戻しの理由などを入力してください。
なお、"差戻し"とは、内容の不備などにより再申請または再審議を促すものです。
申請者以外(自分より前の審議者)に差戻した場合、申請内容画面には差戻状況欄が表示され、誰が誰に対していつ差戻したかの履歴が記録されます。■審議権限:回覧、同報、戻りの場合承認パスワードを入力し、
をクリックします。
■審議権限:合議受付の場合合議候補者欄から、合議者(意見を述べる社員)を選択し、承認パスワード入力後、
をクリックします。
■審議権限:受付の場合審議 手順 ルートを変更する場合
承認状況欄の
をクリックしてルート変更後、承認パスワードを入力し、
をクリックします。
差戻す場合
承認状況欄にて「差戻先」を指定後、パスワード欄に承認パスワードを入力し、
をクリックします。
必要に応じて、コメント欄に差戻しの理由などを入力してください。なお、"差戻し"とは、内容の不備などにより再申請または再審議を促すものです。
申請者以外(自分より前の審議者)に差戻した場合、申請内容画面には差戻状況欄が表示され、誰が誰に対していつ差戻したかの履歴が記録されます。 -
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各ボタンを実行すると、確認メッセージが表示されます。内容を確認し、
をクリックします。
審議が完了し、次の案件が表示されます。最後の案件を処理した場合は、一覧画面に戻ります。-
並行審議ブロックに差戻すことはできません。
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分岐ルート内の審議者へ差戻す場合は、同時に「差戻先」を複数選択できます。分岐ルートブロック内の分岐ルートごとに最大1つまで選択できます。
例)
A(審議)→
[分岐ルート1-1 B(審議) → C(審議)]
[分岐ルート1-2 D(審議)→ E(回覧)→ F(審議) → …
Fが差戻しを実行する場合、
【差戻し可】
B・Dを選択、C・Dを選択
【差戻し不可】
B・Cを選択、B・C・Dを選択、A・Dを選択、B・Eを選択、A・Eを選択 など
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権限が"審議"、"審議(並行)"、"合議審議"、"受付"の場合は、間違えて承認してしまった場合に、次より後ろの審議者が審議する前であれば審議の引き戻しを行うことができます。審議の引き戻しについては、「案件検索」の「審議を引き戻す」の項を参照してください。
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審議時、承認状況欄のルートに審議者自身が連続してフローしている場合、それらを一度にまとめて承認・確認することができます。これを同時承認と呼びます。この場合、承認状況欄に”承認”チェックボックスが表示されますので、まとめて審議したいものにチェックを入れて、承認・確認を行ってください。なお、審議権限により同時承認が行えない場合は表示されません。
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審議時に起案内容を変更する
汎用申請について、設定で許可されている場合、申請に対して審議時に追記(起案内容の変更)を行うことができます。
審議権限(審議、決裁、回覧、同報など)には関係なく、追記を許可されている方が実行可能です。
ここでは、審議者による起案内容の変更方法について説明します。
なお、この操作は審議の処理を行う前(承認・確認などを行う前)に行ってください。審議後は変更できません。
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審議決裁一覧から開いた内容表示画面の
をクリックします。
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追記入力画面が表示されます。内容を入力します。
なお、上記は、利用できる追記入力画面が1つの場合のイメージです。
追記に利用できる画面が複数ある場合は、以下のように画面を選択できます。
「追記用画面」を切り替えると画面が切り替わりますので、利用したい画面を選択して入力してください。-
自分に利用する権限がある追記画面のみ表示されます。
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この画面の入力項目は管理者が作成します。入力項目の詳細は、管理者にお問い合わせください。
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をクリックします。
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追記内容確認画面が表示されます。入力内容を確認し、
をクリックします。
審議・決裁する画面に戻り、申請内容欄が、入力した内容に置き換わります。また、審議・決裁時に追記が必須となっている場合は、このとき「起案内容変更完了」チェックボックスにチェックが入ります。
引き続き、審議・決裁を行ってください。管理者にてファイル管理連携を使用する設定がされている場合、追記内容確認画面に
が表示されます。
をクリックすることでファイル管理連携後にファイル管理に格納される申請内容のPDFファイルをダウンロードして、事前に内容やレイアウトを確認することができます。
審議時に後閲する
審議を行う際、次の審議者が不在だが至急、決裁を行う必要がある場合に、途中の審議者をスキップして審議を進めることができます。この行為を"後閲"と呼びます。
後閲は、実行者および後閲される社員の審議権限によって後閲できる場合とできない場合があります。また、設定により許可されていない場合は、実行できません。
後閲された社員は、承認・確認のみ可能となります(否認や差戻しなどの判断はできません)。
後閲する場合は、以下の操作を行います。
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審議のボタンを実行する前に、承認状況欄から後閲する社員を選択します。
後閲の機能が利用できない場合は、上記チェックボックスは表示されません。
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選択後に、承認・確認などの審議を行うボタンを実行してください。
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回覧者が決裁を取り消す
決裁後の回覧者が決裁を取り消すことができます。決裁取消を行った場合、申請者に戻ります。申請者は、決裁取消された案件に対して、再申請が可能です。
なお、この決裁取消は以下の条件を満たしていた場合にのみ実行可能です。
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決裁者より後に、審議権限が”回覧”の社員がいる(決裁取消を実行できるのは、決裁後の審議権限が"回覧"の社員のみとなります)。
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"回覧"権限の社員が、まだ確認を行っていない(すでに確認を行った案件の決裁取消は行えません)。
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管理者による設定で、決裁取消が利用可能になっており、"回覧"権限の社員に決裁取消権限が与えられている。
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決裁取消を行う案件の内容表示画面を表示します。
内容表示画面の表示については、「審議・決裁を行う」の項を参照してください。 -
承認パスワードを入力し、
をクリックします。
決裁取消が可能な場合のみ上記ボタンが表示されます。
上記以外に決裁を取り消す方法はありません。また決裁されたものを削除することもできません。 |