代行依頼・取消
審議者が出張などで一時的に審議・決裁できなくなる場合、他の社員に審議・決裁処理の代行を依頼することにより、審議・決裁の停滞を防ぐことができます。あらかじめ依頼期間を指定して代行依頼を予約しておくこともできます。
代行者となる社員の指定には、以下の2つの方法があります。
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システム管理者が組織の情報として代行者を設定する(システム設定)
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本人が依頼先を直接指定する(ユーザ設定)
システム管理者が組織の情報として代行者を設定していた場合は、本人が依頼先を直接指定しても有効になりません。システム設定が優先されます。
代行を依頼する
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> 代行の依頼・取消 をクリックします。
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代行の依頼画面が表示されます。依頼内容を入力します。
■「組織図に設定されている代行者」が設定されている場合画面上部の「組織図に設定されている代行者」欄に代行者が表示されている場合は、システム設定されていることを指します。
一覧に表示されている「部門(申請部門)」の所属で審議する案件については、組織図に設定されている代行者が代行先となります。
なお、上記に表示される「部門(申請部門)」とは異なる部門所属で審議する案件については、依頼先社員に指定された社員が代行先となります。
必要に応じて、依頼先社員を選択してください。■「組織図に設定されている代行者」が設定されていない場合必ず代行依頼先社員を選択してください。
項目 説明 依頼先社員
代行を依頼する社員を直接指定する場合に選択します。「組織図に設定されている代行者」がいない場合は、必ず選択してください。
「組織図に設定されている代行者」がいる場合は、その部門については、組織図の代行者が優先されます。依頼期間 *
代行依頼を行う期間を指定します。開始日は必ず入力してください。終了日は、省略した場合は2999/12/31が編集され、実質無期限となります。
開始日に未来日付を指定した場合は代行依頼の予約となり、開始日になると依頼が行われます。開始日が当日または過去日付の場合は、その場で即時に依頼が行われます。
また、依頼期間が過ぎたら自動的に依頼中状態が解除されます。予約されている依頼を開始して依頼中状態にしたり、期間が過ぎた依頼を解除したりといった切り替えは、日次バッチ(日次夜間処理)で行われます。
画面下部には、前回代行依頼を行っていた際に、代行依頼先社員が処理した案件の一覧が表示されます。申請日の新しい案件から最大100件まで表示されます。
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をクリックします。
依頼期間の開始日が未来日付の場合は、開始日になると代行依頼が開始されます。依頼期間の開始日が当日または過去日付の場合は、クリック時に確認メッセージが表示され、
をクリックすると即時に代行依頼が開始されます。
代行依頼が開始されると、代行先となる社員へ承認依頼などのアシストメッセージが表示されるようになり、代行者はそちらから画面を開いて処理できます。
代行依頼が開始されると、代行依頼先に指定された社員が審議する案件については、件名の先頭に なお、[グループ1名] 、[社員1名]のように、グループ所属社員や複数いる社員のうち誰か1名が審議(処理)する形式でフローしている場合は、代行依頼は行われません。代行依頼が行われない場合は、アシストメッセージや上記アイコンも表示されません。 |
代行の依頼期間を変更する
予約中あるいは代行依頼中の依頼期間を変更できます。
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> 代行の依頼・取消 をクリックします。
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代行の依頼画面が表示されます。
をクリックします。
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依頼期間を変更して
をクリックします。
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依頼先社員は変更できません。変更したい場合は、一度解除してから再度依頼してください。
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すでに代行依頼中(開始日が当日または過去日付)の場合は、開始日の変更はできません。
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代行依頼を解除する
予約している代行依頼が不要になったり、代行依頼中に自分で審議ができる状態になったりしたときは、代行依頼の解除を行う必要があります。
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> 代行の依頼・取消 をクリックします。
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代行の依頼画面が表示されます。
をクリックします。確認メッセージが表示されるので、
をクリックします。
代行依頼中に処理された案件の一覧が表示され、処理内容を確認できます。 |
代行依頼中は自分では審議・決裁等の処理は行えません。代行依頼中に審議決裁一覧や承認予定一覧を開いた場合は、以下のようなメッセージが表示されます。この画面が表示された場合は、代行依頼を解除してください。この画面で |