データベースCSV取り込み
CSVファイルからデータベースのレコードを取り込むことができます。
CSV取り込みは、データベースの権限設定で、“データベース管理者”に設定されたユーザが実行できます。
なお、本機能は、汎用申請データベースには対応しておりません。
汎用申請データベースのレコードを取り込むことはできませんのでご注意ください。
(1)データ取り込みの留意事項
-
取り込みを実行するユーザは、「Webデータベース」ライセンスが付与され、且つ、 対象のデータベースに対して“データベース管理者”の権限が付与されている必要があります。 また、データベースを格納するすべての上位フォルダに対し参照権限が必要です。
CRMデータベースの場合は、管理単位の参照権限も必要です。
-
取り込みを実行するユーザが、対象のデータベースの表示編集画面で参照可能なフィールドのみ取り込みが可能です。
-
対象のデータベースを格納するすべての上位フォルダの使用区分が“使用する”と設定されている必要があります。
CRMデータベースの場合は、管理単位の使用区分も“表示する”と設定してください。
-
対象のデータベースの使用区分が“使用しない”に設定されている場合、取り込みを実行できません。
-
対象のデータベースがデータベース管理者によりロックされている場合、取り込みを実行できません。 ロックを解除してから実行してください。
-
対象のデータベースに対しすでにCSV取込処理が実行中の場合、並行して取り込みを実行することはできません。 先に実施している取込処理が完了してから新たな取込処理を実行してください。
-
取り込む際にはCSVファイルおよび添付ファイルをZIP形式で圧縮する必要があります。 ZIP形式に圧縮できるツールが必要です。 なお、Unicodeに対応していない圧縮ツールを利用された場合、 圧縮時にファイル名が文字化けする可能性がありますのでご注意ください。
-
ZIP形式での圧縮時にはパスワードは設定しないでください。
-
1CSVファイルあたり、1データベースとなります。複数のデータベースのレコードを一括で取り込む事はできません。
-
バッチ処理にてレコードを取り込む場合は、取り込み先を“フォルダ名/データベース名“の形式で指定するため、 フォルダ名とデータベース名に「/」は使用できません。 また、OSのコマンド実行において特別な意味を持つ記号(「"」、「<」、「>」、「|」、「%」など)は使用できません。
-
レコードの新規登録・更新を行います。 登録済みのレコードが存在する場合、レコードを全置換するか更新するかを取り込み時に選択できます。 更新する場合、対象のレコードのみで実行可能です。ただし、明細行は一旦削除されるため、必ず指定してください。
-
コメントは取り込めません。
(2)データ取り込みの設定手順
手順 | 作業名 | 説明 |
---|---|---|
1 |
外部コードの登録 * |
外部会社コード、外部部門コード1、外部社員コード1を当システムの組織情報に設定します。 |
2 |
CSVデータの作成 * |
決められたレイアウトに従って、CSVデータを作成します。 |
上記設定が完了したら、取り込み処理を実行します。 |
||
3 |
CSV取り込み(画面)* |
画面またはバッチ処理にて作成したCSVファイルを取り込む処理を実行します。 |