コンタクト管理の設定

このマニュアルでは、システム管理者によるコンタクト管理機能を利用するために必要な設定に関して説明します。
コンタクト管理機能を利用するには、ライセンス「CRM」が必要です。
旧バージョン(Ver2.6以前)で「SFA」ライセンスを保有しており、コンタクト管理機能を利用していた場合のみ利用可能です。

コンタクト管理では、商談、クレーム、業務報告の報告 や 報告された内容の参照が可能です。
業務報告を行う時は、商談 や クレームを業務内容として選択でき、商談 や クレームに対する業務の履歴を管理することにより、商談 や クレームの進捗状況を管理できます。
また、商談 や クレーム、業務報告内容は当システムのワークフロー機能によって、所定の人にフロー(回覧)されます。

コンタクト管理には、以下の機能があります。

  1. 商談

    • 商談情報の登録・照会が可能です。

    • 商談に対する業務報告を行うことにより、商談の進捗を管理できます。

    • 登録者の他に、商談担当者 および 商談担当部門の審議者が内容の変更を行えます。

    • 商談情報をCSVに出力可能です。

  2. クレーム

    • クレーム情報の登録・照会が可能です。

    • クレームに対する業務報告を行うことにより、クレームへの対応の進捗・状況の確認が行えます。

  3. 業務報告

    • 商談 や クレームに関する業務報告 や その他の業務の報告が行えます。

    • スケジュールにひもづけて業務報告が行えます。(グループウェアライセンス導入時のみ)

    • 業務報告内容をCSVファイルに出力可能です。

(1)コンタクト管理に関する設定

コンタクト管理機能に関する設定作業には以下の項目があります。必要に応じて実行してください。

■共通設定
コンタクト管理環境の設定

照会画面の初期設定 や 商談、クレーム、業務報告の登録画面に対する追加項目のフォーマットの設定などを行います。

商品分類の登録

商品の分類を登録します。商品を登録する場合、商品を登録する前に登録してください。

商品の登録

商品を登録します。商品は商品分類に分類して登録を行います。

■業務報告の設定
活動場所の登録

業務報告時の場所の選択肢を登録します。

管理者マニュアル 決裁ルートの設定

商談が登録された時に回覧するルートを設定します。

■商談の設定
商談状況の登録

提案中、受注などの商談状況の選択肢を登録します。

商談ランクの登録

Aランク、Bランクなど商談ランクの選択肢を登録します。

管理者マニュアル 決裁ルートの設定

商談が登録された時に回覧するルートを設定します。

■クレームの設定
クレーム入手手段の登録

クレームが連絡された際の手段となるクレーム入手手段の選択肢を登録します。

クレーム対応状況の登録

調査中、継続などクレームの対応状況の選択肢を登録します。

クレーム原因の登録

調査中、不良品などクレーム原因の選択肢を登録します。

管理者マニュアル 決裁ルートの設定

商談が登録された時に回覧するルートを設定します。

■その他
コンタクト管理データの削除

登録された商談、クレーム、業務報告書を日付を指定して一括削除を行います。

(2)決裁ルートについて

業務報告、商談、クレーム報告時の回覧ルートを決裁ルートにて設定します。
これらの報告書のルートは所定の申請様式に対して設定を行ってください。

■商談
項目名 名称 備考

申請様式

商談
[様式コード:0015]

申請種別

商談

申請種別の追加・削除は行えません。

■クレーム
項目名 名称 備考

申請様式

クレーム
[様式コード:0018]

申請種別

クレーム

申請種別の追加・削除は行えません。

■業務報告
項目名 名称 備考

申請様式

業務報告書
[様式コード:0016]

申請種別

業務報告

申請種別の追加・削除は行えません。
業務報告の業務種別によって申請種別を変えることができます。
コンタクト管理環境の設定で、業務種別に対してどの申請種別を使用するかを設定します。