データベースの利用
データベースは、データベース管理者が入力項目や一覧・入力画面などを作成し、さまざまなデータを管理できます。
この章では、作成されたデータベースの利用者機能について説明します。
利用者の機能は、以下の通りとなります。
-
レコードの参照
登録済みのレコード(データ)を一覧で参照したり、集計結果を参照したりすることができます。データベースに対して更新チェックを行うことにより、データが登録・更新された時や、コメントが登録された時に、アシストメッセージにメッセージを通知させることができます。 -
レコードの登録
データベースに対して、レコードの登録・変更・削除を行います。 -
一覧、表示編集画面、絞り込み条件、集計の選択
データベース管理者は、一覧、表示編集画面、絞り込み条件、集計表示を複数登録することができ、利用者は作成された一覧、表示編集画面、絞り込み条件、集計表示を切り替えて利用できます。 -
通知確認
データベース管理者は、データベースのレコードの入力値がある一定条件を満たした場合などに、関係者へ通知を行うよう設定を行うことができます。
通知先に設定された利用者は、NaviViewのデータベースタブまたはアシストメッセージから通知内容を確認することができます。 -
詳細検索
特定のデータベースから、項目に対して検索条件を指定し、レコードを検索できます。 -
CSV出力
一覧の検索結果または集計表示の結果をCSVファイルに出力できます。 一覧からCSVファイルを出力する際には、出力する項目を指定できます。 -
複数データベースからの検索
複数のデータベースから、キーワードでレコードを一度に検索できます。
なお、利用する入力画面や一覧、絞り込み条件、集計表示などはデータベース管理者が設定します。入力項目の詳細などは、利用するデータベースのデータベース管理者に確認してください。
(1)データベース利用時の対象データ
データベースを利用する際に対象となるデータは、以下の通りとなります。
機能 | 説明 |
---|---|
Webデータベース |
ライセンス「Webデータベース」が登録されている場合に作成可能なデータベース(Webデータベース)のデータが対象となります。 |
汎用申請 |
ライセンス「汎用申請」が登録されている場合に作成可能なデータベース(汎用申請データベース)のデータが対象となります。 |
CRM |
ライセンス「CRM」が登録されている場合に作成可能なデータベース(CRMデータベース)のデータが対象となります。 |
(2)データベースの種類による機能の違い
各データベースにより、使用可能な機能は以下の通りとなります。
機能 | Webデータベース | 汎用申請データベース | CRMデータベース |
---|---|---|---|
レコードの参照(一覧・内容) |
○ |
○ |
○ |
レコードの登録 |
○ |
× |
○ |
レコードの編集 |
○ |
× |
○ |
レコードの削除 |
○ |
× |
○ |
レコードへのコメント、リアクション登録 |
○ |
× |
○ |
レコードの集計表示 |
○ |
○ |
○ |
データベースの通知確認 |
○ |
○ |
○ |
レコードの詳細検索 |
○ |
○ |
○ |
レコードのCSV出力 |
○ |
○ |
○ |
レコードのCSV取り込み |
○ |
× |
○ |
レコードのExcel出力 |
○ |
○ |
○ |
複数データベースからのレコード検索 |
○ |
○ |
○ |
※○:使用可 ×:使用不可
※上表の各機能は、データベース管理者が設定したアクセス権限・利用可否設定に従います。ユーザが権限のある機能のみ使用可能となります。