データベースの利用

データベースは、データベース管理者が入力項目や一覧・入力画面などを作成し、さまざまなデータを管理できます。

この章では、作成されたデータベースの利用者機能について説明します。
利用者の機能は、以下の通りとなります。

  1. レコードの参照
    登録済みのレコード(データ)を一覧で参照したり、集計結果を参照したりすることができます。データベースに対して更新チェックを行うことにより、データが登録・更新された時や、コメントが登録された時に、アシストメッセージにメッセージを通知させることができます。

  2. レコードの登録 image9image11
    データベースに対して、レコードの登録・変更・削除を行います。

  3. 一覧、表示編集画面、絞り込み条件、集計の選択
    データベース管理者は、一覧、表示編集画面、絞り込み条件、集計表示を複数登録することができ、利用者は作成された一覧、表示編集画面、絞り込み条件、集計表示を切り替えて利用できます。

  4. 通知確認
    データベース管理者は、データベースのレコードの入力値がある一定条件を満たした場合などに、関係者へ通知を行うよう設定を行うことができます。
    通知先に設定された利用者は、NaviViewのデータベースタブまたはアシストメッセージから通知内容を確認することができます。

  5. 詳細検索
    特定のデータベースから、項目に対して検索条件を指定し、レコードを検索できます。

  6. CSV出力
    一覧の検索結果または集計表示の結果をCSVファイルに出力できます。 一覧からCSVファイルを出力する際には、出力する項目を指定できます。

  7. 複数データベースからの検索
    複数のデータベースから、キーワードでレコードを一度に検索できます。

なお、利用する入力画面や一覧、絞り込み条件、集計表示などはデータベース管理者が設定します。入力項目の詳細などは、利用するデータベースのデータベース管理者に確認してください。

(1)データベース利用時の対象データ

データベースを利用する際に対象となるデータは、以下の通りとなります。

機能 説明

Webデータベース

ライセンス「Webデータベース」が登録されている場合に作成可能なデータベース(Webデータベース)のデータが対象となります。
レコード(データ)の登録・更新から、一覧や集計結果の参照、その他機能すべて、データベース利用機能として使用できます。

汎用申請

ライセンス「汎用申請」が登録されている場合に作成可能なデータベース(汎用申請データベース)のデータが対象となります。
ライセンス「Webデータベース」が登録されている場合、汎用申請で申請されたデータを利用し、一覧や集計結果の参照を行うことができます。 データベース利用機能では、レコード(データ)の登録・更新・削除は行えません。
汎用申請については ユーザーズマニュアル汎用申請利用編 を参照してください。

CRM

ライセンス「CRM」が登録されている場合に作成可能なデータベース(CRMデータベース)のデータが対象となります。
レコード(データ)の登録・更新から、一覧や集計結果の参照、その他機能すべて、データベース利用機能として使用できます。

(2)データベースの種類による機能の違い

各データベースにより、使用可能な機能は以下の通りとなります。

機能 Webデータベース 汎用申請データベース CRMデータベース

レコードの参照(一覧・内容)

レコードの登録

×

レコードの編集

×

レコードの削除

×

レコードへのコメント、リアクション登録

×

レコードの集計表示

データベースの通知確認

レコードの詳細検索

レコードのCSV出力

レコードのCSV取り込み

×

レコードのExcel出力

複数データベースからのレコード検索

※○:使用可 ×:使用不可
※上表の各機能は、データベース管理者が設定したアクセス権限・利用可否設定に従います。ユーザが権限のある機能のみ使用可能となります。