ワークフローシステム環境の設定
ワークフローシステム全体の環境に関する以下の設定を行います。
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ユーザ画面における一括承認機能などの各種機能の使用有無や表示に関する設定
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申請書の登録画面における設定項目のデフォルト値
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案件検索、決裁ルートの確認画面における申請様式での検索有無
システム管理者のみ設定可能です。
当設定は、 |
ユーザ機能に関する設定を行う
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> 汎用申請の設定 をクリックします。
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汎用申請の設定画面のStep.1「ワークフローシステム環境の設定」をクリックします。
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ワークフローシステム環境の設定画面にて、以下の項目を設定します。
項目名 説明 申請番号の表示
審議・決裁一覧画面に申請番号を表示するかどうかを選択します。
承認パスワードの使用有無
審議時に承認パスワードを使用するかどうかを選択します。"使用しない"を選択すると、承認パスワードの入力なしで審議処理が行えます。
承認パスワードの保持
承認パスワードを保持するかどうかを選択します。"保持する"を選択すると、連続して審議する場合に、最初の承認パスワードを入力以降、次の案件からは承認パスワードの入力を省略できます。また、審議決裁一覧画面で一括承認を行う場合にも、パスワードの入力を省略できます。
確認・指示機能の使用有無
コメントの入力時に、回答を求めるコメントの入力機能を使用するかどうかを指定します。
決裁ルートの所属欄表示設定
案件内容表示画面の承認状況欄など、ワークフローに関する画面で、所属欄に会社名を含めて表示するか、部門名のみ表示するかを指定します。
部門名のみ表示する場合は、"会社名を表示しない"を選択してください。印影表示
承認状況欄に印影表示を行うかどうかを選択します。印影表示を行う場合は、社員ごとの印影gifファイルを所定のフォルダに格納する必要があります。
印影gifファイルの格納先については、管理者マニュアル「ファイルアップローダー」を参照してください。社員に対する印影ファイルが登録されていない場合は、が表示されます。
一括承認機能の使用有無
審議決裁一覧画面において一括承認を使用するかどうかを選択します。
一括承認を許可しない場合は、"使用しない"を選択してください。案件検索における検索対象
案件検索画面において、組織図で部門の審議者に設定されているユーザのみに表示される検索条件“所属部門の案件”の使用を許可するかしないかを選択します。
“所属部門の案件”で検索すると、審議者に設定されている部門の案件を、自分が処理していない案件も含めて参照可能となります。
申請時の部門チェック
申請時、設定されているルート内に申請日時点の所属と異なる古い所属情報が含まれている場合に、エラーとするかどうかを指定します。
エラーとする場合は"部門のチェックを行う"を選択してください。
"部門のチェックを行わない"を選択した場合は、古い所属情報が含まれていてもそのまま申請されます。後閲チェックボックス
承認予定案件の画面を表示する際に、承認状況欄の「後閲」チェックボックスをあらかじめ選択状態にしておくかどうかを選択します。後閲機能を使用する場合のみ有効となります。
申請案件照会デフォルト検索期間
申請案件照会画面のデフォルトの検索期間を選択します。未選択の場合、申請案件照会画面の検索期間は空白の状態で表示されます。
取下・保留チェックボックス
案件検索画面の検索条件「状況」の選択肢“取下・保留”をデフォルトで選択状態にするかどうかを指定します。
案件検索における検索期間
案件検索画面で添付ファイルを含む検索を行う場合に、検索条件「申請日または決裁日」に指定できる最大期間を0~99(ヶ月)の範囲で指定します。
検索範囲を無制限にする場合は”0”を指定してください。
この設定は、“添付ファイルを検索”にチェックを入れて検索する場合のみ有効となります。添付ファイルを検索対象としない場合は無制限となります。
なお、案件検索画面の起動時、「申請日または決裁日」には、この設定値に関わらず常に1ヶ月前~当日の範囲の日付がデフォルト表示されます。 -
をクリックします。
申請書登録画面のデフォルト値を設定する
申請書の登録画面を初期表示した時の、各設定項目のデフォルト値を設定します。
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> 汎用申請の設定 をクリックします。
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汎用申請の設定画面のStep.1「ワークフローシステム環境の設定」をクリックします。
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ワークフローシステム環境の設定画面にて、以下の項目を設定します。
■申請に関する設定項目項目名 説明 ルート変更
申請者が申請を行うときのルート変更に関する、使用範囲を指定します。
申請者が申請時に、変更・追加のいずれも許可するか、追加のみ許可するか、一切許可しないかを選択します。
また、ルート追加/変更時に決裁者の変更を許可する場合は、"決裁者の変更を許可する"を選択します。前回ルートの再利用
取下・差戻し後の再申請時に前回申請時のルートを再利用するかどうかを指定します。ただし、再利用する場合でも、ワークフロールート決定のための条件が変更されている場合は、ルートは再生成されます。
申請日(ルートの基準となる日付)が、前回申請時と再申請後で異なり、かつ、間に組織の発令がされていた場合、前回ルートは再利用されません。
■ルート生成に関する設定項目項目名 説明 同一審議者重複
決裁ルート上に同一審議者が重複した場合の処理を選択します。
"何もしない"
:
何もしません。重複した場合は、複数回の審議が必要です。
"承認順序の最も低いものを残す"
:
承認順序内で最初の審議のみを残します。
"承認順序の最も高いものを残す"
:
承認順序内の最後の審議のみを残します。
なお、重複した場合の審議権限などによっては、上記に該当しない場合もあります。例えば、同一社員が"審議"の後に"決裁"で重複した場合は、"承認順序の最も低いものを残す"を選択していたとしても、"決裁"が残ります。
同一社員に複数権限時の扱い
生成されたルート上に同一社員が承認、回覧、同報に存在する場合、承認のみにまとめるかどうかを指定します。
組織図ルートで申請者=決裁者時の扱い
組織図から生成されたルートが申請者=決裁者になる場合の処理を選択します。
"何もしない"
:
申請者がそのまま決裁者となります。
"上位役職者を決裁者として
ルートに加える":
上位役職者がルートに加えられます。自己決裁を許可しない場合に使用します。
当設定は、ルート内の最後の組織図ルート(審議)にのみ適用されます。
例えば、「①組織図レベル3審議→②部品→③組織図レベル1 審議」というルートの場合、申請者=決裁者の判断がされるのは、「③組織図レベル1 審議」で生成されたルートに対してのみとなります。
部門の決裁権限や組織図ルートに指定したレベルの部門が存在しない場合など、「①組織図レベル3審議」で申請者=決裁者となる場合は、当設定は適用されず、エラー「ルート内に必要な権限を持った人が存在しません」になります。専決事項
組織図から自動生成されるルート内の中間審議者を自動的に取り除きます。
例えば、組織図ルートで、申請者→課長→部長と回る場合に、課長を除き申請者→部長と回す場合に選択します。
なお、ルート種別に"審議・決裁を行う"を選択した場合のみ有効になります。フロー後の動作
ルートの最後に申請者を「戻り」として自動的に付加したい場合は、"申請者に戻す"を選択します。
申請者の直後に同一社員連続時の動作
生成されたルートにおいて申請者の直後に申請者と同じ社員が連続して存在する場合、申請と同時に承認・確認済み状態とする場合に選択します。
ただし、審議権限:“戻り”、“受付”、“合議受付”、“合議”には適用されません。当項目を選択していても、以下の場合は申請と同時に承認・確認状態になりません。
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申請者の直後に以下いずれかのルートが存在し、その中に申請者が存在している場合
ルート部品
:
グループ1名、指定社員1名
組織図
:
審議者1名
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審議時の修正・追記が必須に設定されている場合
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代理申請した案件
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申請者が代行依頼中の場合
■審議・決裁に関する設定項目項目名 説明 ルート変更
審議者が審議を行うときに、ルート変更・追加のいずれも許可するか、追加のみ許可するかを選択します。
同報追加機能
申請済みの案件に対して、同報追加できるようにするかどうかを指定します。
承認予定や審議済みの状態でも、随時、ルートの最後に”同報”権限で社員を追加することができます。後閲機能の使用方法
後閲機能(審議者を任意にスキップして次の審議者に案件を回す機能)の使用方法を指定します。
"使用しない"
:
後閲機能を使用しません。
"予定のみ使用する"
:
承認予定案件から承認順序の上位者が下位の審議者を後閲する場合のみ許可します。
"承認時・予定ともに
使用する":
審議時に下位審議者が上位審議者を後閲する、予定案件から上位審議者が下位審議者を後閲する場合の両方を使用します。
ルート種別が"審議・決裁を行う"の場合に、後閲ボタンを「審議」または「決裁」権限の審議者にのみ表示する場合は"後閲は審議・決裁者のみ利用可能とする"を選択します。
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後閲機能は、自分の審議権限によって実行できる場合と実行できない場合があります。また、決裁者をスキップ(後閲)できないなど、一部の権限の人をスキップ(後閲)することはできません。
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後閲機能を使用する場合、承認予定案件の画面を表示する際に、承認状況欄の「後閲」チェックボックスをあらかじめ選択状態にしておくかどうかを選択できます。設定については「ユーザ機能に関する設定を行う」の項を参照してください。
否認
審議・決裁時に否認を使用するかどうかを指定します。
ルート種別が"審議・決裁を行う"の場合のみ選択できます。条件付決裁
決裁時に条件付決裁を使用するかどうかを指定します。
申請者本人による決裁
自分が申請した案件を決裁することを許可するかどうかを指定します。
許可しない場合は自分が申請した案件を決裁する際にエラーメッセージが表示され決裁できなくなるため、ルート変更等で本人以外を決裁者に設定する必要があります。
ルート種別が"審議・決裁を行う"の場合のみ選択できます。決裁取消
決裁後の回覧者による決裁取消機能を使用するかどうかを指定します。
決裁取消機能を使用する場合、申請書の設定において取消可能者を制限することができます。■アシストメッセージに関する設定項目項目名 説明 審議結果通知
審議・決裁の結果の通知先を選択します。
■メール送信に関する設定項目項目名 説明 承認依頼
承認依頼をアシストメッセージだけでなく、メールでも送信する場合に送信先(E-Mail、携帯メール)を選択します。
審議結果通知
審議・決裁結果の通知をアシストメッセージだけでなく、メールでも送信する場合に送信先(E-Mail、携帯メール)を選択します。
コメント通知
コメント通知、確認・指示コメント通知をアシストメッセージだけでなく、メールでも送信する場合に送信先(E-Mail、携帯メール)を選択します。
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をクリックします。
申請様式による検索の使用有無を設定する
案件検索、決裁ルートの確認画面において申請様式での検索を行うかどうかを設定します。
申請様式は、経費精算申請、アドオンプログラムによる申請の申請書を管理する単位です。 |
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> 汎用申請の設定 をクリックします。
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汎用申請の設定画面のStep.1「ワークフローシステム環境の設定」をクリックします。
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ワークフローシステム環境の設定画面にて、以下の項目を設定します。
項目名 説明 申請様式での検索
案件検索、決裁ルートの確認画面で申請様式での検索を行うかどうかを指定します。
申請様式で検索を行う設定の場合、案件検索、決裁ルートの確認画面の検索欄に「様式で検索」チェックボックスが表示されます。チェックボックスを選択することで、申請様式での検索が可能になります。
初期表示時にチェックボックスを選択状態にする場合は、"「様式で検索」のチェックボックスをONにする"を選択します。“行う”と設定した場合でも、汎用申請設定用の各種メニューから起動して決裁ルートの確認画面を開いた際には、この検索条件は利用できません。利用者のメニューや、決裁ルートの設定メニューから起動した場合は有効になります。
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をクリックします。