申請書の作成

会社ごとに作成した申請書フォルダに、申請書を作成します。
当項では、申請書の作成に関する以下の項目について説明します。

申請書フォルダの作成 *

申請書を格納するフォルダの作成について説明します。

採番ルールの設定

申請番号の採番ルールの設定について説明します。

決裁ルートの設定

決裁ルートの設定について説明します。

申請書の登録(汎用申請) *

申請書の登録について説明します。

申請書の登録(掲示板連携) *

掲示板連携を行う申請書の登録について説明します。

申請書の変更

申請書の変更について説明します。

その他の設定

申請書に関するその他の設定について説明します。

(1)申請書の作成手順

申請書を新規登録する場合は、以下の流れで行います。

image48

申請書の入力画面にはデータベースを利用します。データベースと入力画面の作成は、申請書を作成するタイミングで申請書の登録画面から行えますが、事前に汎用申請データベースと入力画面を作成しておき、申請書の登録時に選択することもできます。
事前に汎用申請データベースを作成する場合は、下記のメニューから行います。

  • システム管理者の場合
    image31 > 汎用申請の設定 の Option.「汎用申請データベースの登録」

  • 一般ユーザの場合
    image32 > 汎用申請の設定(一般利用者)の Option.「汎用申請データベースの登録」

汎用申請データベースの作成については、ユーザーズマニュアル データベース作成編 を参照してください。
汎用申請データベースを作成するフォルダの登録は、システム管理者が行います。フォルダの登録については、管理者マニュアル「データベース」を参照してください。

(2)申請書フォルダについて

会社ごとにフォルダを作成して、申請書を分類できます。また、フォルダには権限を設定できます。

まず、システム管理者が、当システムで初期提供しているフォルダ「汎用申請」直下の第一階層目にフォルダを作成します。(以後、トップフォルダ)
次に、必要に応じて、トップフォルダ配下にフォルダを作成します。トップフォルダ配下のフォルダは、システム管理者ならびに対象の会社に所属し、フォルダ作成権限を持っているユーザが作成可能です。

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(3)システム管理者と一般ユーザの設定可能範囲

各機能において、システム管理者と一般ユーザで設定可能範囲に違いがあります。

機能

システム管理者 ※

一般ユーザ

会社

フォルダ

会社

フォルダ

申請書フォルダの作成

すべての会社

トップフォルダを作成・変更可
すべてのフォルダ配下で作成・変更可

自分が所属する会社

“登録・変更・フォルダ作成可”の権限があるフォルダ配下で作成・変更可

採番ルールの設定

すべてのトップフォルダ配下で作成・変更可

“登録・変更可”以上の権限があるトップフォルダ配下で作成・変更可

決裁ルートの設定

申請書の作成

すべてのフォルダ配下で作成・変更可

“登録・変更可”以上の権限があるフォルダ配下で作成・変更可

※システム管理モードで動作した場合です。システム管理モードについては、「汎用申請の設定」の「(3)システム管理モード」を参照してください。

(4)採番ルール、決裁ルートについて

申請書で使用する申請番号の採番ルール、決裁ルート(ルート、ルート部品、合議組織)は、下記の2種類から設定できます。

種類

設定実施者

設定画面

使用可能箇所

採番ルール

ルート

ルート部品・
合議組織

システム共通

システム管理者

image50 > 決裁ルートの設定 の
ルートの作成(決裁ルートの場合)
申請様式の設定(採番ルールの場合)

すべての申請書

対象会社のすべての申請書

すべてのルート

申請書フォルダ固有

システム管理者
または
対象の会社に所属しており、かつ、トップフォルダに“登録・変更可”以上の権限を持つユーザ ※

image50 > 汎用申請の設定
または
image32 > 汎用申請の設定(一般利用者)の
申請書フォルダ・申請書・決裁ルートの登録

トップフォルダおよびその配下フォルダに登録した申請書

トップフォルダおよびその配下フォルダに登録した申請書

申請書フォルダ固有のルート

※申請書フォルダ固有の採番ルール、決裁ルートは、トップフォルダごとに作成します。

<システム共通・申請書フォルダ固有の作成イメージ(例)>

image51

採番ルールの設定」、「決裁ルートの設定」では、申請書フォルダ固有の採番ルール、決裁ルートの作成について説明します。
システム共通の採番ルール、決裁ルートの作成については、管理者マニュアル「ワークフロー」を参照してください。

なお、システム共通の採番ルール、決裁ルートについては、image31 > 決裁ルートの設定の申請様式の設定で登録されている汎用申請以外で使用する申請様式に対しても割り当てられている可能性があります。

(5)Ver3.2c以前から利用している汎用申請に関する留意事項

Ver3.2c以前では、汎用申請の設定は、決裁ルートの基本となる「申請様式」と、汎用申請の申請書となる「申請事項」の設定に分かれており、システム管理者が2つの画面でそれぞれ設定を行う必要がありました。
また、申請事項の設定で、どの申請様式を使用するかを指定することで紐づけを行い、1つの申請様式を複数の申請事項で使用できるようになっていました。

Ver3.3cからは、2つに分かれていた設定画面が1つになり、システム管理者と利用が許可された一般ユーザが申請書の登録画面で設定を行うことができます。
ただし、Ver3.2c以前から利用している汎用申請で、1つの申請様式を複数の申請事項で使用する設定になっていたものは、Ver3.3cにバージョンアップ後も申請様式で設定していた項目は複数の申請書で共通で使用する設定のまま移行されます。

image52

上述のようにVer3.2c以前から利用している汎用申請には、申請様式で設定していた項目が複数の申請書で使用する設定になっているものがあります。そのため、申請様式で設定していた項目の変更は、システム管理者がシステム管理モードで行う必要があります。
一般ユーザ、または、システム管理者がシステム管理モード以外で該当の申請書を変更画面で開いた場合、申請様式で設定していた項目は変更できません。

なお、複数の申請書で共通で使用する設定を解除することで、システム管理モード以外でも、すべての項目を申請書の登録画面で変更できるようになります。
解除手順については、「申請書の変更」-「申請書を変更する」の「■Ver3.2c以前から利用している申請書について」を参照してください。