データベース作成の概要

データベース作成には、主に以下の設定があります。

<データベースの作成概要図>

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  1. データベースの作成 *
    フォルダに対してデータベースを作成します。
    データベース作成時に、以降の設定を実行できる “データベース管理者” を指定します。
    データベースの作成は、システム管理者が作成したフォルダに対して、権限 “データベース作成可” が設定されたユーザが実行できます。
    作成したデータベースの変更は、データベース作成時に指定した “データベース管理者” が実行できます。

  2. フィールド設定
    データベースに対して、フィールド(入力項目)を作成します。

  3. 一覧表示画面設定
    一覧表示画面を作成します。
    一覧表示画面は複数作成することができ、それぞれに権限を設定できます。権限を設定することにより、利用者に応じた一覧を作成できます。
    デフォルトで、全項目が表示される一覧が登録されています。

  4. 表示編集画面設定
    入力および表示用の画面を作成します。
    表示編集画面は複数作成することができ、それぞれに権限を設定できます。権限を設定することにより、利用者に応じた表示編集画面を作成できます。入力時には、明細行を利用することもできます。
    デフォルトで、全項目が表示される表示編集画面が登録されています。ただし、初期設定では参照のみ可能となります。

  5. 絞り込み条件設定
    絞り込み条件を作成します。
    絞り込み条件は複数作成することができ、それぞれに権限を設定できます。権限を設定することにより、利用シーンに合わせた絞り込み条件の作成や、利用者によって参照させたくないレコードが表示されないよう条件を設定しておくことなどができます。

  6. 集計表示設定
    登録されたデータの集計用表示画面を作成します。
    集計表示画面は複数作成することができ、それぞれに権限を設定できます。また、表やグラフといった複数の表示形式の中から設定できるため、利用目的に合わせた集計表示画面を作成できます。

  7. 外部DB参照定義
    外部のデータベースに登録されているデータを選択肢として利用する場合に、データベースへの接続情報や使用する列などを定義します。

  8. 連動項目の設定
    入力画面でデータを登録する際、ある選択項目の選択肢を切り替えると、別の選択項目の選択肢が自動的に切り替わるよう設定を行います。

  9. 通知の設定
    データベースのレコードが登録・更新・削除された場合や、入力データが指定条件を満たした場合などに、ユーザへ通知を行うよう設定を行います。

  10. リンクの設定 image7image9
    項目に対し、関連するデータベースへのリンクを作成します。ユーザのレコード一覧およびレコード内容表示画面にてリンクが表示され、リンクからその項目値に該当する関連データベースの一覧を参照できるようになります。

  11. 操作制限の設定
    レコード毎の編集/削除/印刷/Excel出力ボタンの操作制限を設定します。
    レコード登録者のみ操作可能にする設定および項目の入力内容による操作制限の設定を行うことができます。

  12. 外部連携の設定
    データベースの標準機能では実現できない入力データのチェックを行ったり、画面で入力された情報を利用して基幹システムや他のデータベースのデータを更新したりする必要がある場合などに設定します。ユーザがデータベースで操作時に、データチェックや更新などを行う外部プログラムを呼び出すよう設定を行います。
    なお、外部プログラムは別途アドオン開発する必要があります。

  13. 明細行の設定
    入力画面で明細を使用する場合に作成します。
    レコードの明細行用のフィールド(入力項目)、入力・表示用画面および一覧画面を作成します。
    なお、明細行のみの表示編集画面は作成できません。また、表示編集画面に設定できる明細行は1つまでとなり、明細行のレイアウトの中に明細行を配置することもできません。

  14. スマートフォン設定
    スマートフォン版でデータベース機能を利用する場合に作成します。
    レコードの入力・表示用画面、一覧画面を作成します。

同じデータベースの設定変更を、複数のユーザが同時に行うことはできません。