外部連携の設定

ユーザがデータベースで操作時に外部プログラムを呼び出す設定を行います。
外部プログラムは別途アドオン開発する必要があります。

レコードの入力チェック時に呼び出す設定を行うことで、データベースの標準機能では実現できない入力データのチェックや項目間での複合チェックなどを行うことができます。
また、レコードの更新時(登録/変更/削除時、スタンプ項目押下/取消時)に呼び出す設定を行うことで、画面で入力された情報を利用して、基幹システムや他のデータベースのデータを更新することができます。

外部プログラムのアドオン開発の詳細については、オプション製品「SDK API使用権許諾」内の開発者マニュアルを参照してください。

■連携イメージ

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連携タイミング 連携時の処理(例)

①入力データのチェック時

標準では行えない項目間の関連チェック
外部データベースを利用した業務チェック など

②データ更新時
(レコードの登録/変更/削除時、
内容表示画面からのスタンプ項目選択(押下)/取消時)

外部データベースの同時更新 など

外部連携設定を作成する

  1. 外部連携設定を作成したいデータベースのデータベース設定画面を開きます。
    起動方法は、「データベースの新規作成」の「データベースをロック・ロック解除する」の項を参照してください。

  2. 左ペインの image403 をクリックします。

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  3. 外部連携の設定画面のimage397をクリックします。

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  4. 外部連携編集画面に以下の項目を入力します。

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    項目名 説明

    連携先URL *

    データベースで操作を行った時に呼び出す外部プログラムの URL を指定します。
    URL は、"http://"、"https://" で始まるURLのみ指定可能です。

    HTTPヘッダ

    外部プログラムへ接続時に付加するヘッダ情報を指定します。
    "プロパティ名: 値" の形式で指定してください。半角英数字記号で入力してください。
    複数指定する場合は改行して指定してください。

    接続タイムアウト

    外部プログラムへの接続が確立するまでのタイムアウト時間を指定します。無制限の場合は「0」を指定してください。未入力の場合は「0」が設定されます。なお、初期表示では 5秒 となっています。

    読込タイムアウト

    外部プログラムへ接続後、データを取得するまでのタイムアウト時間を指定します。無制限の場合は「0」を指定してください。未入力の場合は「0」が設定されます。なお、初期表示では 30秒 となっています。

    連携タイミング

    ユーザがデータベースでどの操作を行った時に外部プログラムを呼び出すかを選択します。
    連携タイミングごとの対象となる操作については、下記の「■連携タイミングごとの対象操作」を参照してください。

    使用区分

    使用有無を選択します。“使用しない” を選択すると、この外部連携は行われません。

    ■連携タイミングごとの対象操作
    連携タイミング データベースの種類 対象操作

    “レコードの入力チェック時に実行する”

    Webデータベース
    CRMデータベース

    • レコード登録画面
      PC版:確認ボタン/確認せずに登録ボタンクリック時
      スマートフォン版:OKタップ時

    • レコード一覧画面
      PC版:行一括編集更新ボタンクリック時

    • データベースCSV取込(画面、バッチ処理)

    • Webサービス(REST API)によるレコードの登録/更新

    汎用申請データベース

    • 申請入力、編集画面/追記入力画面
      PC版:確認ボタンクリック時
      一時保存ボタンクリック時は対象外
      スマートフォン版:申請入力、編集画面の image407 タップ時
      一時保存タップ時は対象外

    • 汎用申請データCSV取込(画面、バッチ処理)

    “レコードの登録、変更、削除時に実行する”
    (登録/変更時)
    ※1

    Webデータベース
    CRMデータベース

    • レコード登録画面
      PC版:確認せずに登録ボタンクリック時
      スマートフォン版:OKタップ時

    • レコード登録確認画面
      PC版:登録ボタンクリック時

    • レコード一覧画面
      PC版:行一括編集更新ボタンクリック時

    • データベースCSV取込(画面、バッチ処理)

    • Webサービス(REST API)によるレコードの登録/更新

    • 汎用申請の申請データコピー機能によるWebデータベースのレコード登録

    汎用申請データベース

    • 申請入力、編集画面
      PC版:一時保存ボタンクリック時
      スマートフォン版:一時保存タップ時

    • 申請確認画面
      PC版:申請ボタンクリック時
      スマートフォン版:OKタップ時

    • 追記確認画面
      PC版:確定ボタンクリック時

    • 汎用申請データCSV取込(画面、バッチ処理)

    “レコードの登録、変更、削除時に実行する”
    (削除時)

    Webデータベース
    CRMデータベース

    • レコード削除確認画面
      PC版:確定ボタンクリック時

    • レコード内容表示画面
      スマートフォン版:削除タップ時

    • レコード一覧画面
      PC版:選択行を削除ボタンクリックで表示される削除確認ダイアログでOKクリック時

    • Webサービス(REST API)によるレコードの削除

    汎用申請データベース

    • 申請削除確認画面
      PC版:削除ボタンクリック時

    • 申請編集画面
      スマートフォン版:削除タップ時

    “内容表示画面でのスタンプ押下、取消時に実行する”

    Webデータベース
    CRMデータベース

    • レコード内容表示画面
      PC版:スタンプ項目のボタン選択(クリック)時、取消クリック時
      スマートフォン版:スタンプ項目のボタン選択(タップ)時、×アイコンタップ時

    ※データベースCSV取込、Webサービス(REST API)によるレコードの登録/更新/削除、汎用申請データCSV取込 については、実行パラメタで外部連携処理の呼び出し有無を制御可能です。
    ※1:レコード登録時に外部連携処理でエラーになった場合は、レコードNoに空番が発生します。

  5. image226をクリックします。外部連携の設定画面に戻ります。

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