(4)デフォルト値の利用方法
フィールドによっては、新規レコード登録画面 および 編集画面起動時に、あらかじめ表示させたい値(デフォルト値)を設定しておくことができます。必要に応じてフィールド設定画面で値を設定してください。
デフォルト値の利用方法 および 留意事項について以下に説明します。
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フィールド設定の「デフォルト値」を設定すると、レコードの新規登録画面(新規登録用ボタンからの起動、参照作成時)、編集画面起動時に、指定した値を画面に初期表示させることができます。
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フィールド設定で「再利用」(元のデータを複製する設定)が指定されている場合は、参照作成時にデフォルト値は表示されません。複製元のレコードの値が優先されます。
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編集画面起動時にデフォルト値を表示させたい場合は、フィールド設定の「デフォルト値」の指定に加えて、表示編集画面のレイアウト編集にて入力項目設定を行う必要があります。編集用に使用する表示編集画面ごとに設定が可能となりますので、必要に応じて設定してください。
なお、該当項目にすでに値が登録されている場合は、編集画面起動時にデフォルト値は表示されません。登録されている値が優先されます。また、行一括編集(レコード一覧画面での編集)については、デフォルト値は表示されません。
汎用申請データベース の場合は、起案内容の追記画面起動時が対象となります。一時保存データの編集画面や、申請後に取下げなどを行った際に再申請を行うための編集画面はデフォルト値表示の対象となりません。
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明細行のフィールドについては、新規に明細データを入力する場合のみデフォルト値が表示されます。登録済みの明細を選択して編集する場合は表示できません。
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「フラグ」は、編集画面起動時にはデフォルトでチェック状態とすることはできません。
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「WebDB参照コード入力」「DB参照コード入力」にデフォルト値が設定されている場合、その値から参照した名称値や転送先項目の値もデフォルト表示の対象となります(編集時も対象とする場合は、レイアウト編集にて転送先となるフィールド自体の入力項目設定も行ってください)。ただし、転送先項目については、転送先となるフィールドにデフォルト値が設定されている場合はその値が優先されます。