フィールドの形式を変換する

登録済みのフィールドの入力形式を、異なる形式へ変換します。
データベースのレコードがすでに登録されている場合、そのデータは、変換後の入力形式に従って変換されます。変換されたフィールドおよびデータは元に戻せませんので、実行時は、十分留意してください。
変換可能な入力形式とデータ変換方法については、「(2)フィールドの形式変換」を参照してください。

  1. フィールドの設定(一覧)画面を起動します。
    起動方法は、「フィールドを作成する」を参照してください。

  2. フィールドの設定(一覧)画面から変更したいフィールド名をクリックします。

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  3. image170をクリックします。

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    変換対象のフィールドが、絞り込み条件 や リンク設定など他の設定項目として指定されている場合は、変換できません。先に、フィールドが使用されている設定をすべて変更する必要があります。
    ただし、表示編集画面の表示項目制御の制御元項目、必須項目制御の制御元項目として指定されている場合、ラジオボタン・ドロップダウンリスト間の変換、社員選択から複数社員選択への変換は行うことができます。

  4. フィールドの変換画面が表示されます。変換先の形式を選択します。

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    選択する形式により、設定項目が変わります。必ず最初に選択してください。

  5. 選択した形式(変換先形式)に合わせた設定項目を入力します。

    文字列(1行)/数値/文字列(複数行)/リッチテキストの場合

    設定項目は、フィールド作成時と同じです。

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    • “キー項目として設定する” にチェックを入れた場合、変換前のレコードに重複するデータがある場合は、変換できません。

    • 「デフォルト値」はクリアされますので、再入力してください。なお、リッチテキスト形式への変換時は変換前の設定が表示されます。

    チェックボックス/ラジオボタン/ドロップダウンリストの場合

    設定項目は、フィールド作成時と同じです。

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    • 「選択項目」は、レコードの入力値から自動的に登録される為、変換前は入力できません。
      レコードが1件も登録されていない場合は、“選択項目未設定” が「選択項目」に登録されます。
      変換後に、必要に応じて修正してください。

    • ドロップダウンリスト形式への変換時、「選択項目」には空白行は作成されません。
      変換後に、必要に応じて修正してください。

    • 変換時、「デフォルト値」は入力できません。指定する場合は、変換後に修正してください。

    日付時刻項目の場合

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    項目名 説明

    時刻変換項目

    変換元の日付フィールドと合わせて登録済みの時刻フィールドを変換に利用できます。
    指定した時刻フィールドのデータが、変換後の日付時刻フィールドの“時刻”データとして変換されます。指定したフィールドは、変換後もそのまま使用可能です。
    なお、変換元が日付時刻計算項目の場合は、表示されません。

    以下項目は、フィールド作成時と同じです。

    • 「時刻変換項目」に時刻フィールドを指定しない場合 もしくは 指定してもデータが未入力の場合は、時刻は 00:00:00 で変換されます。

    • 「時刻変換項目」に時刻フィールドを指定して変換する場合、変換元の日付フィールドのデータが未入力の場合は、時刻フィールドのデータも未入力として変換されます。

    時間量項目の場合

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    項目名 説明

    変換単位

    変換時の時間量の単位を指定します。“日数”、“時間数”、“分数” から指定できます。なお、変換元が時間量計算項目の場合は、表示されません。

    以下項目は、フィールド作成時と同じです。

    変換前の値に小数が含まれている場合は、変換できません。

    WebDB間連携項目の場合

    設定項目は、フィールド作成時と同じです。

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    • データ変換時、連携先に指定したデータベースとのデータの整合性チェックは行われません。変換前のレコードに登録されている値がそのまま変換されます。

    • “キー項目として設定する” にチェックを入れた場合、変換前のレコードに重複するデータがある場合は、変換できません。

    DB参照項目/DB参照コード入力/WebDB参照項目/WebDB参照コード入力の場合

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    項目名 説明

    名称変換項目 *

    文字列(1行)の形式から変換する場合のみ、指定します。
    変換元とは別の文字列(1行)のフィールドから、名称項目として使用するフィールドを指定します。
    指定したフィールドは、変換後に削除され、使用できなくなります。

    <例>

    変換前フィールド名

    “管理No”、“機種名”

     ・入力値(管理No)

    “P-0001”

     ・入力値(機種名)

    “レーザプリンタ”

    管理Noの変換後形式

    DB参照コード入力 を指定

    名称変換項目

    “機種名” を指定

    上記を変換すると、
    “管理No” の上記レコードは、
     コード値: “P-0001”、名称: “レーザプリンタ” とデータ変換されます。
    このとき、名称に使用したフィールド “機種名” は削除され、使用不可となります。

    以下項目は、フィールド作成時と同じです。

    • データ変換時、参照先に指定した外部DB、WebDBとのデータの整合性チェックは行われません。変換前のレコードに登録されている値がそのまま変換されます。

    • DB参照コード入力 または WebDB参照コード入力への変換時、「デフォルト値」はクリアされますので、再入力してください。

    複数社員選択の場合

    設定項目は、フィールド作成時と同じです。

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    URLの場合

    設定項目は、フィールド作成時と同じです。

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  6. image181をクリックします。形式が変換され、フィールドの設定(一覧)画面に戻ります。

フィールドの変換画面で入力した項目設定内容は、変換後にレコードを新規に登録 もしくは 更新する際に有効となります。変換前に登録されているデータの変換時には反映されませんのでご注意ください。
<例>
「文字(1行)」⇒「数値」 へ変換する場合、
変換画面にて小数点以下桁数を「2」と指定しても、変換前のデータが “1.011” と入力されていれば、データは “1.011” のまま変換されます。

データベースの設定作業が完了したら、必ずロックを解除してください。ロックを解除しないと他の人が変更・削除できません。