汎用申請の設定

汎用申請の設定について説明します。

(1)汎用申請に関する設定

汎用申請に関する設定には以下の項目があります。必要に応じて実行してください。

ワークフローシステム環境の設定

一括承認機能などの各種機能の使用有無や表示に関する設定や、申請書の登録画面における設定項目のデフォルト値などを指定します。

汎用申請環境の設定

汎用申請一覧の初期表示や決裁後の追記操作の可否などを指定します。

申請書の作成 *

申請書を格納するフォルダの作成、申請書の入力画面、決裁ルートの作成、各種設定を行います。
申請書を作成することにより、汎用申請メニューから申請が可能となります。

決裁ルートの確認(設定確認用)

設定されたルートが具体的にどのようなルートになるかを申請日や申請部門・申請者で確認します。

代行の依頼(管理者用)

審議、決裁処理の代行の依頼や取消を管理できます。

(2)システム管理者と一般ユーザの違い

■汎用申請の設定

汎用申請の設定は、システム管理者と利用が許可された一般ユーザが実行可能です。
一般ユーザに利用を許可する場合は、システム管理者が、処理の登録画面にて処理「汎用申請の設定(一般利用者)」を利用する権限を対象のユーザに対して付与します。処理の登録については、管理者マニュアル「処理の登録」を参照してください。

システム管理者と一般ユーザで、汎用申請の設定を起動するメニューが異なります。
それぞれ下記メニューから起動します。

システム管理者の場合

image31 > 汎用申請の設定 をクリック

一般ユーザの場合

image32 > 汎用申請の設定(一般利用者) をクリック

汎用申請の設定では、利用可能なメニューに違いがあります。

設定メニュー システム管理者 一般ユーザ ※1

ワークフローシステム環境の設定

×

汎用申請環境の設定

×

汎用申請データベースフォルダの登録

×

申請書フォルダ・申請書・決裁ルートの登録

○ ※2

テキスト出力レイアウト定義

決裁ルートの確認(設定確認用)

代行の依頼(管理者用)

×

汎用申請データベースの登録

申請書リストの出力

採番ルールリストの出力

ルートリストの出力

ルート部品リストの出力

合議組織リストの出力

ルート確認リストの出力

※○:使用可 ×:使用不可
※1:処理「汎用申請の設定(一般利用者)」に対して“使用可”の権限がある社員が利用可能です。
※2:「申請書フォルダ・申請書・決裁ルートの登録」において、システム管理者が利用できる機能としてシステム管理モードがあります。システム管理モードについては、「(3)システム管理モード」を参照してください。

決裁ルートの確認(設定確認用)、ルート確認リストの出力では、未来日を含めたルートを確認することができます。未来日のルート確認時には、未来日時点の未発令の組織情報(部門、役職、所属等)を基にしたルート情報が表示されます。
システム管理者が処理の登録画面にて処理「汎用申請の設定(一般利用者)」を利用する権限を一般ユーザに付与することで、一般ユーザもルートの確認が行えるようになりますが、上記の通り、未発令の人事情報を含む情報の検索・参照が可能となります。これを考慮した上で権限付与するユーザを限定することをお勧めします。

■各機能における設定・参照可能範囲

各機能において、設定・参照可能な会社ならびにフォルダ/申請書の範囲に違いがあります。
詳細は、各機能の項を参照してください。

(3)システム管理モード

システム管理者は、「申請書フォルダ・申請書・決裁ルートの登録」においてシステム管理モードを利用できます。システム管理モードを利用することで、下記のことが行えます。

  • 申請書のトップフォルダの作成・変更

  • すべての会社の申請書フォルダの作成・変更

  • 自分が所属する会社や申請書フォルダに対する権限に関係なくすべての申請書の作成・変更

  • Ver3.2c以前から利用している申請書のすべての設定項目の変更

image31 > 汎用申請の設定 のメニューから「申請書フォルダ・申請書・決裁ルートの登録」を起動する場合は、自動的にシステム管理モードで起動します。

システム管理モードの切り替えは手動でも行えます。
システム管理モードに切り替える場合は、申請書一覧画面で image33 をクリックします。

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システム管理モードに切り替えると、「管理者モードで動作中」と表示されます。ユーザ操作に戻す場合は、image35 をクリックします。

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