データベースの新規作成

データベースの新規作成、変更・削除、参照作成について説明します。

データベースを作成する

  1. データベースの登録画面を表示します。

  2. 左ペインのフォルダ一覧からデータベースを作成するフォルダをクリックします。

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    • image9 CRMデータベースの場合、参照権限のある管理単位のフォルダのみ表示されます。一覧の最上位の階層には、各管理単位の名称のフォルダ(システム作成フォルダと呼びます)が表示されます。このシステム作成フォルダの直下にはデータベースを作成することはできません。

    • image8 汎用申請データベースの場合、「汎用申請画面」という名称のシステム作成フォルダが登録されています。申請書の登録(汎用申請)画面から申請画面の作成を行う際に、データベースの登録先として指定できるフォルダです。このシステム作成フォルダには、本画面から新規にデータベースを作成することはできません。

  3. image23をクリックします。

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  4. データベースの作成画面に、以下の項目を入力します。

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    項目名 説明

    管理単位名
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    データベース登録先のフォルダに割り当てられている管理単位が表示されます。この画面で直接変更はできません。「フォルダ名」を変更すると、フォルダに応じた管理単位が表示されます。

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    管理単位については ユーザーズマニュアル CRM編 を参照してください。

    CRMデータベースの設定やユーザ機能は、管理単位に対して参照権限のあるユーザのみが利用できます。CRMデータベースの各種アクセス権限に設定を行った場合でも、管理単位に対して参照権限のないユーザは該当のCRMデータベースを利用できません。

    フォルダ名 *

    データベース登録先のフォルダを選択します。データベース一覧画面で選択していたフォルダが初期設定されます。
    フォルダを変更する場合は、image27 をクリックすると、フォルダ選択のドロップダウン形式に変わります。

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    登録先のフォルダを選択してください。

    image9 CRMデータベースの場合、登録後は管理単位の異なるフォルダへは変更できません。

    データベース名 *

    データベースの名称を入力します。

    アクセス権限情報

    image29 をクリックし、アクセス権限を設定します。
    アクセス権限の設定については、ユーザーズマニュアル 基本編「共通操作」の「権限設定」を参照してください。
    指定可能な権限は以下のとおりです。なお、“データベース管理者” を必ず指定する必要があります。

    ”参照可”

    データベースの参照が可能です。

    ”参照・レコード削除可”

    データベースの参照およびレコードの削除を行えます。

    “データベース管理者”

    データベースの編集・各種設定を行えます。

    “公開しない”

    データベースを利用できません。“公開しない” にした場合、データベース一覧には表示されません。

    権限によるレコードの登録可否の詳細は、「ライセンスによるデータベース作成の違い」の「(3)権限について」を参照してください。

    CSV出力権限

    image29をクリックし、CSV出力権限を設定します。
    CSV出力権限の設定については、ユーザーズマニュアル 基本編「共通操作」の「権限設定」を参照してください。
    指定可能な権限は以下のとおりです。

    ”CSV出力可”

    データベースのレコードをCSVファイルに出力可能です。

    “公開しない”

    データベースのレコード一覧画面にCSV出力ボタンが表示されません。

    権限によるレコードのCSV出力可否の詳細は、「ライセンスによるデータベース作成の違い」の「(3)権限について」を参照してください。

    備考

    データベースの概要などを入力します。
    データベース一覧画面の備考欄に表示されます。

    説明

    データベース利用時の運用ルールなどを入力します。
    レコード一覧画面上部にも表示されます。
    image8 なお、汎用申請データベースの場合、ライセンス「Webデータベース」が登録されていない場合は使用できません。

    コメント欄使用有無
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    コメント欄の使用有無を指定します。“使用する” を選択すると、レコード内容表示画面にコメント欄とリアクションボタンが表示され、レコード参照可能者はコメントの入力とコメントに対してリアクションを行うことができます。
    なお、汎用申請データベースの場合は使用できません。

    関連情報URL使用有無
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    関連情報URL欄を使用するかどうかを指定します。
    なお、汎用申請データベースの場合は使用できません。

    明細行有無

    レコードに明細行を使用するかどうかを指定します。
    ”有り”を選択すると、データベース内に明細の項目、一覧・表示編集画面などの明細行設定が可能となります。
    明細行設定については、「明細行の設定」を参照してください。

    明細行設定後、”有り” から ”無し” に設定を変更すると、作成済みの明細行の設定情報がすべて削除されますのでご注意ください。

    スマートフォン使用有無

    スマートフォン版でこのデータベースのレコード登録や参照を行うかどうかを指定します。“使用する” を選択すると、スマートフォン用の一覧・表示編集画面の設定が可能となります。

    スマートフォン用画面設定後、”使用する” から ”使用しない” に設定を変更すると、スマートフォン設定メニューは表示されなくなりますが、設定済みの情報は自動的に削除されません。

    行一括編集使用有無
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    行一括編集操作(レコード一覧画面で、レコードの値を編集する操作)を行えるようにするかどうかを指定します。
    “使用する” を選択すると、レコード一覧画面にて、レコード毎に、行一括編集を行うためのボタンが表示されます。
    行一括編集については使用できる条件や制限があります。詳細は、「一覧表示画面設定」の「(1)行一括編集機能」を参照してください。
    なお、汎用申請データベースの場合は使用できません。

    変更履歴保持件数
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    変更履歴の保持を行うかどうかを指定します。保持する場合は保持件数を指定します。
    変更履歴を保持する設定の場合、レコード内容表示画面の右上に変更履歴ボタンが表示され、レコードの変更内容を参照できるようになります。

    リアクション機能(レコード)使用有無
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    レコードの内容表示画面で、レコードに対してリアクションを行えるようにするかどうかを指定します。
    “使用する” を選択すると、レコードに対するリアクション機能が利用可能となります。コメント登録と同様にそのレコードに参照権限のある社員はリアクションを行うことができます。

    顧客リレーション種別
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    登録済みのお客様情報と関連付けを行う場合に指定します。
    リレーション種別にはどのお客様情報(企業(会社)、部署、担当者)に対して関連付けを行うか、また、お客様情報とCRMデータベースのレコード(データ)をどのような体系(1:1 または 1:n)で関連付けるかを指定します。
    1:1 を選択すると、お客様情報1件 に対し レコード1件 を紐づけることができます。
    1:n を選択すると、お客様情報1件 に対し 複数件のレコード を紐づけることができます。
    企業、部署、担当者のいずれかの種別を選択すると、システム標準項目「顧客リレーション」が自動的に作成されます。
    「顧客リレーション」については「データベースの作成」の「(5)システム標準項目」を参照してください。
    お客様情報と関連付けを行わない場合は “なし” を選択してください。
    なお、登録後は変更できません。

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    使用区分

    初期登録時は、“仮運用” となります。仮運用中は、データベース管理者のみデータベース一覧に表示されます。
    image8 また、汎用申請データベースの場合、仮運用中はデータベース管理者のみ申請が行えます。
    各種設定が完了しユーザに公開する時に、“使用する” に変更してください。

  5. image31をクリックします。データベースの設定画面に戻ります。

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    ※上記は、Webデータベースの設定のイメージとなります。他のデータベースの場合は表示項目などイメージが多少異なります。

  • image31をクリックしてデータベースの設定画面へ戻った際、作成したデータベースはロックされた状態になります。ロック中の場合、他の社員はデータベース内の設定を行うことができません。データベースの設定作業を終了する場合は、必ずimage33をクリックし、解除してください。

  • 変更する場合は、データベース一覧画面のデータベース名をクリックしてください。なお、データベース管理者以外は選択できません。

  • 一覧にて表示順の変更が可能です。表示順の変更については、ユーザーズマニュアル 基本編「共通操作」の「表示順の変更」を参照してください。

  • image34をクリックすると、データベース設定画面から、データベースのレコード一覧画面へ切り替えることができます。また、レコード一覧画面にてimage35をクリックすると、データベース設定画面へ戻ることができます。

  • image7image9 他のデータベースから「WebDB間連携項目」フィールドで連携先として指定されている場合は、“WebDB間連携情報” にその設定内容の一部が表示されます。「WebDB間連携項目」については「フィールド設定」を参照してください。なお、汎用申請データベースでは表示されません。

  • image7image8 申請書の登録(汎用申請)にて、申請データをWebデータベースにコピーする設定を行うと、コピー元とコピー先のデータベースに “汎用申請設定情報” としてその設定内容の一部が表示されます。

データベースをロック・ロック解除する

データベースの設定を行う場合は、データベースをロックする必要があります。ロック中の場合、他の社員は対象のデータベースに対し設定作業を行うことはできません。
また、設定作業が完了したらロックを解除する必要があります。

  1. データベースの登録画面を表示します。

  2. 左ペインのフォルダ一覧から対象のデータベースが登録されているフォルダをクリックします。

  3. データベース一覧から対象のデータベース名をクリックします。

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    データベース管理者権限の無いデータベース名にはリンクは表示されません。

  4. データベースの設定画面でimage37をクリックします。

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  5. ロックすることにより、左ペインのリンクおよび右ペインのボタンが利用可能となります。
    作業が完了したら、image33をクリックします。

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他の社員によってデータベースがロックされている場合、一覧のタイトルの横に image40 2 が表示されます。自分がロックしているデータベースの場合は image41 2 が表示されます。

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また、データベースの設定画面に、ロックした社員の名前が表示されます。
他の人がロックしている場合は、設定作業は行えません。

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なお、システム管理者は、システム管理モードで利用することにより、他の人がロックしている状態を解除できます。システム管理モードの切り替えは、「データベースの作成」の「(6)システム管理モード」を参照してください。

データベースをほかのフォルダに移動する

  1. データベースの登録画面を表示します。

  2. 左ペインのフォルダ一覧から移動するデータベースが登録されているフォルダをクリックします。

  3. 移動するデータベースのラジオボタンをクリックします。

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    データベース管理者権限の無いデータベース名にはリンクは表示されません。データベース管理者権限の無いデータベースの移動は行えません。

  4. 「選択したデータベースを」の選択肢から移動先のフォルダを選択します。

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    • image9 CRMデータベースの場合、移動元フォルダと異なる管理単位のフォルダには移動できません。

    • image8 汎用申請データベースの場合、「汎用申請画面」フォルダには移動できません。

  5. image46 をクリックします。

データベースを削除する

作成したデータベースに対し、データベースの定義および登録されているレコードを含むすべてを削除します。
当作業では登録内容は完全に削除され、実行後は元に戻すことはできません。実行時は、十分留意してください。

  1. 削除したいデータベースのデータベース設定画面を開きます。
    起動方法は、「データベースをロック・ロック解除する」の項を参照してください。

  2. image47 > データベースの削除 をクリックします。

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  3. 確認メッセージが表示されます。内容を確認し、image49をクリックします。

レコードを全削除する

仮運用中に登録したテストデータを削除する時など、データベースに登録されたレコードすべてを削除します。当作業では登録内容は完全に削除され、実行後は元に戻すことはできません。実行時は、十分留意してください。

image8 なお、この機能は、汎用申請データベースの場合は利用できません。

  1. レコードを全削除したいデータベースのデータベース設定画面を開きます。
    起動方法は、「データベースをロック・ロック解除する」の項を参照してください。

  2. image47 > レコードの全削除 をクリックします。

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  3. 確認メッセージが表示されます。内容を確認し、image49をクリックします。

データベースを参照作成する

登録済みのデータベースを参照作成できます。参照作成時には、定義のみ複写するか、登録済みのレコードを含めて複写するかを選択できます。
image8 なお、レコードの参照作成機能は、汎用申請データベースの場合は利用できません。定義のみの参照作成となります。

  1. 複写元となるデータベースのデータベース設定画面を開きます。
    起動方法は、「データベースをロック・ロック解除する」の項を参照してください。

  2. image47をクリックし、定義のみ複写するか、定義とレコードを複写するかを選択します。

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    項目名 説明

    参照作成:定義のみ

    定義のみを複写します。

    参照作成:定義とレコード

    定義およびデータベースに登録されているレコードすべてを複写します。
    image8 なお、この機能は、汎用申請データベースの場合は使用できません。

  3. データベースの参照作成画面が表示されます。以降は、データベースの作成と同様です。

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  • 同一フォルダ内に、同一名称のデータベースは作成できません。データベース名またはフォルダ名を必ず変更する必要があります。

  • ”明細行有無” は、変更できません。”明細行有無” を変更する場合は、参照作成後に行ってください。

  • 表示編集画面に、連携するデータベースの一覧表示画面もしくは表示編集画面のレイアウトを配置していた場合、それらのレイアウトはコピーされません。

  • 「参照作成:定義とレコード」でレコードごと複写する場合、レコードの変更履歴はコピーされません。

  • 外部連携設定はコピーされません。

  • image9 「参照作成:定義とレコード」でレコードごと複写する場合、複写元のフォルダと管理単位の異なるフォルダへ参照作成することはできません。

  • image9 “顧客リレーション種別” は、変更できません。