経理確認
決裁された各申請案件を経理確認する方法について説明します。
経理担当者による決裁済み申請案件の内容確認を行い、支払方法(振込、現金等)及び経費の計上日を確定します。
内容に誤りがあった場合は、申請者に差し戻すことができます。また、金額に影響のない項目について内容変更を行うこともできます。
経理確認を行うことで、支払業務(現金支払登録、社員FB出力)が可能となります。また、経費計上仕訳の仕訳データ作成を行うことが可能となります。
社員立替案件を経理確認する
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> 経費担当業務 > 経理確認 をクリックすると、経理確認一覧画面が表示されます。必要に応じて、経理確認検索欄で条件を指定して
をクリックします。
項目名 説明 計上日・決裁日
検索したい案件の計上日または決裁日の範囲を指定します。
仮払申請分類
検索対象の仮払申請分類を選択します。複数選択が可能です。
精算申請分類
検索対象の精算申請の分類を選択します。複数選択が可能です。
領収書有無
領収書の有無を選択します。
支払方法
検索対象の支払方法を選択します。
確認対象
検索対象に審議中の案件を含めるかどうか選択します。
審議中の案件を確認した場合は、決裁時に経理確認が確定します。
請求書払(接待)
システム設定により支払先の手入力が可能な場合に表示されます。
「支払先手入力明細あり」を選択すると、支払先が手入力された明細(支払先が未選択の明細)がある案件のみが対象となります。部門
部門を選択します。
申請者
申請者を選択します。
申請番号
検索したい案件の申請番号を入力します。
領収書貼付台紙がある場合は件名の先頭に
のアイコンが表示されます。
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件名をクリックすると内容表示画面が表示されます。申請内容を確認します。
経理確認を行う前に内容の修正が必要な場合は
をクリックして内容変更画面を開き、問題のある項目を修正します。
ただし、申請内容を修正できるのは最大3回までとなります。既に3回修正されている場合はが表示されません。
内容変更画面で修正可能な項目は以下の通りとなります。申請 項目 交通費精算
明細種別、税率(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、免税事業者との取引(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、負担先
出張精算
明細種別(ただし、日当と宿泊費の明細種別は修正不可)、税率(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、免税事業者との取引(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、負担先
購入精算
明細種別、税率(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、免税事業者との取引(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、負担先
接待精算
明細種別、税率(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、支払方法(請求書払の場合)、免税事業者との取引(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、負担先
仮払申請
変更不可
また、内容表示画面で修正できる項目もあります。接待精算で支払種別が請求書払の明細の場合は、画面の上部に以下の情報が表示されます。こちらでの修正は、次の手順で確認や保留にすると更新されます。
項目名 説明 支払先、
免税事業者との取引■支払先、支払方法
システム設定により支払先の手入力が可能な場合に修正できます。
申請時に、手入力でのみ情報が入力されている場合は、ここでから支払先を選択します。詳細は「支払先選択」を参照してください。
■免税事業者との取引
課税区分が課税または課税(軽減税率)の場合のみ修正できます。
なお、この項目は、前述のをクリックした内容変更画面でも修正可能です。
<例:支払先の修正が可能な場合>
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経理確認を行います。
■申請内容に問題がない場合以下の項目を入力し、
をクリックします。確認済みとなり、決裁済みの案件は支払処理の対象となります。
項目名 説明 計上日
該当案件の計上日を入力します。
支払予定日 *
支払予定日を入力します。
支払方法
支払方法を選択します。
■申請内容に問題があり申請を差し戻す場合をクリックすると案件を申請者本人に差し戻すことができます。
■保留状態にする場合をクリックすると、確認や差戻しなどの処理を行う前に、一旦案件を保留状態としておくことができます。
保留状態にした案件は保留データ一覧画面に表示されます。保留状態の案件に対し確認・差戻しなどの処理を行う場合は、をクリックして保留データ一覧画面から行ってください。
なお、決裁前(審議中)の案件も保留状態にすることができます。項目名 説明 計上日・決裁日
検索したい案件の計上日または決裁日の範囲を指定します。
申請日
検索したい案件の申請日の範囲を指定します。
対象
検索対象の案件の決裁状況を選択します。
部門
申請部門を選択します。
申請者
申請者を選択します。
申請番号
検索したい案件の申請番号を入力します。
処理者
案件を保留状態にした経理確認担当者を選択します。
仮払申請分類
検索対象の仮払申請分類を選択します。複数選択が可能です。
精算申請分類
検索対象の精算申請の分類を選択します。複数選択が可能です。
領収書有無
領収書の有無を選択します。
支払方法
検索対象の支払方法を選択します。
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確認を取り消す
一旦確認状態にした案件の確認を取消できます。ただし、仕訳データ出力済み・現金支払登録済み・社員FB出力済みのデータは、取消できません。
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経理確認一覧画面で
をクリックし、経理確認取消一覧画面を表示します。
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確認済みの一覧が表示されます。内容を確認する場合は、取り消す案件の件名をクリックします。
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経理確認取消検索欄で検索条件(経理確認日の範囲、部門、申請者、申請番号)を指定して対象の案件を検索することができます。
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内容を確認する必要がない場合は、経理確認取消一覧画面で対象案件のチェックボックスを選択し、
をクリックすることにより一括取消できます。仕訳データ出力済み・現金支払登録済み・FB出力済みのデータは取消できないため選択できず、件名をクリックして内容を表示しても
は表示されません。FBデータ出力の取消は最後の出力に対してのみ行なうことができます。
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支払済みの場合は
のアイコンが表示されます。
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仕訳出力済みの場合は
のアイコンが表示されます。
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内容を確認し、
をクリックします。
精算書を読取する
精算書(領収書貼付台紙)に印字されたバーコードから案件の表示ができます。
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経理確認一覧画面で
をクリックします。
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精算書読取画面にて、バーコード欄にフォーカスを合わせ、精算書(領収書貼付台紙)に印字されている申請受付番号をバーコードリーダーで読取ります。読み取った申請受付番号がバーコード欄に表示されるので、
ボタンをクリックするか、Tabキーを押下します。
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該当申請の経理確認画面が表示されます。
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以降の手順は「社員立替案件を経理確認する」の2、3と同じです。