経理確認

決裁された各申請案件を経理確認する方法について説明します。
経理担当者による決裁済み申請案件の内容確認を行い、支払方法(振込、現金等)及び経費の計上日を確定します。
内容に誤りがあった場合は、申請者に差し戻すことができます。また、金額に影響のない項目について内容変更を行うこともできます。
経理確認を行うことで、支払業務(現金支払登録、社員FB出力)が可能となります。また、経費計上仕訳の仕訳データ作成を行うことが可能となります。

社員立替案件を経理確認する

  1. image40 > 経費担当業務 > 経理確認 をクリックすると、経理確認一覧画面が表示されます。必要に応じて、経理確認検索欄で条件を指定してimage8をクリックします。

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    項目名 説明

    計上日・決裁日

    検索したい案件の計上日または決裁日の範囲を指定します。

    仮払申請分類

    検索対象の仮払申請分類を選択します。複数選択が可能です。

    精算申請分類

    検索対象の精算申請の分類を選択します。複数選択が可能です。

    領収書有無

    領収書の有無を選択します。

    支払方法

    検索対象の支払方法を選択します。

    確認対象

    検索対象に審議中の案件を含めるかどうか選択します。

    審議中の案件を確認した場合は、決裁時に経理確認が確定します。

    請求書払(接待)

    システム設定により支払先の手入力が可能な場合に表示されます。
    「支払先手入力明細あり」を選択すると、支払先が手入力された明細(支払先が未選択の明細)がある案件のみが対象となります。

    部門

    部門を選択します。

    申請者

    申請者を選択します。

    申請番号

    検索したい案件の申請番号を入力します。

    領収書貼付台紙がある場合は件名の先頭に image187 のアイコンが表示されます。

  2. 件名をクリックすると内容表示画面が表示されます。申請内容を確認します。

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    経理確認を行う前に内容の修正が必要な場合はimage194をクリックして内容変更画面を開き、問題のある項目を修正します。
    ただし、申請内容を修正できるのは最大3回までとなります。既に3回修正されている場合はimage194が表示されません。
    内容変更画面で修正可能な項目は以下の通りとなります。

    申請 項目

    交通費精算

    明細種別、税率(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、免税事業者との取引(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、負担先

    出張精算

    明細種別(ただし、日当と宿泊費の明細種別は修正不可)、税率(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、免税事業者との取引(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、負担先

    購入精算

    明細種別、税率(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、免税事業者との取引(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、負担先

    接待精算

    明細種別、税率(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、支払方法(請求書払の場合)、免税事業者との取引(課税区分が課税と課税(軽減税率)の場合)、負担先

    仮払申請

    変更不可

    また、内容表示画面で修正できる項目もあります。接待精算で支払種別が請求書払の明細の場合は、画面の上部に以下の情報が表示されます。こちらでの修正は、次の手順で確認や保留にすると更新されます。

    項目名 説明

    支払先、
    免税事業者との取引

    ■支払先、支払方法
    システム設定により支払先の手入力が可能な場合に修正できます。
    申請時に、手入力でのみ情報が入力されている場合は、ここで image29 から支払先を選択します。詳細は「支払先選択」を参照してください。

    ■免税事業者との取引
    課税区分が課税または課税(軽減税率)の場合のみ修正できます。
    なお、この項目は、前述のimage194をクリックした内容変更画面でも修正可能です。

    <例:支払先の修正が可能な場合>

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  3. 経理確認を行います。

    ■申請内容に問題がない場合

    以下の項目を入力し、image196をクリックします。確認済みとなり、決裁済みの案件は支払処理の対象となります。

    項目名 説明

    計上日

    該当案件の計上日を入力します。

    支払予定日 *

    支払予定日を入力します。

    支払方法

    支払方法を選択します。

    ■申請内容に問題があり申請を差し戻す場合

    image197をクリックすると案件を申請者本人に差し戻すことができます。

    ■保留状態にする場合

    image198をクリックすると、確認や差戻しなどの処理を行う前に、一旦案件を保留状態としておくことができます。
    保留状態にした案件は保留データ一覧画面に表示されます。保留状態の案件に対し確認・差戻しなどの処理を行う場合は、image199をクリックして保留データ一覧画面から行ってください。
    なお、決裁前(審議中)の案件も保留状態にすることができます。

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    項目名 説明

    計上日・決裁日

    検索したい案件の計上日または決裁日の範囲を指定します。

    申請日

    検索したい案件の申請日の範囲を指定します。

    対象

    検索対象の案件の決裁状況を選択します。

    部門

    申請部門を選択します。

    申請者

    申請者を選択します。

    申請番号

    検索したい案件の申請番号を入力します。

    処理者

    案件を保留状態にした経理確認担当者を選択します。

    仮払申請分類

    検索対象の仮払申請分類を選択します。複数選択が可能です。

    精算申請分類

    検索対象の精算申請の分類を選択します。複数選択が可能です。

    領収書有無

    領収書の有無を選択します。

    支払方法

    検索対象の支払方法を選択します。

  • 一覧画面で案件のチェックボックスを選択し、image196image198をクリックすると、選択した案件を一括で確認状態 または 保留状態にできます。

  • 審議中の案件は差戻し、内容変更画面での修正ともにできませんので、コメントを入力して審議者に内容の不備を伝えてください。

確認を取り消す

一旦確認状態にした案件の確認を取消できます。ただし、仕訳データ出力済み・現金支払登録済み・社員FB出力済みのデータは、取消できません。

  1. 経理確認一覧画面でimage201をクリックし、経理確認取消一覧画面を表示します。

  2. 確認済みの一覧が表示されます。内容を確認する場合は、取り消す案件の件名をクリックします。

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    • 経理確認取消検索欄で検索条件(経理確認日の範囲、部門、申請者、申請番号)を指定して対象の案件を検索することができます。

    • 内容を確認する必要がない場合は、経理確認取消一覧画面で対象案件のチェックボックスを選択し、image203をクリックすることにより一括取消できます。仕訳データ出力済み・現金支払登録済み・FB出力済みのデータは取消できないため選択できず、件名をクリックして内容を表示してもimage203は表示されません。FBデータ出力の取消は最後の出力に対してのみ行なうことができます。

    • 支払済みの場合は image204 のアイコンが表示されます。

    • 仕訳出力済みの場合は image205 のアイコンが表示されます。

  3. 内容を確認し、image203をクリックします。

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精算書を読取する

精算書(領収書貼付台紙)に印字されたバーコードから案件の表示ができます。

  1. 経理確認一覧画面でimage207をクリックします。

  2. 精算書読取画面にて、バーコード欄にフォーカスを合わせ、精算書(領収書貼付台紙)に印字されている申請受付番号をバーコードリーダーで読取ります。読み取った申請受付番号がバーコード欄に表示されるので、image208ボタンをクリックするか、Tabキーを押下します。

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  3. 該当申請の経理確認画面が表示されます。

  4. 以降の手順は「社員立替案件を経理確認する」の2、3と同じです。