組織図の作成・変更アプリケーションの使用方法

起動方法と対象会社の選択方法を除いて、組織図の作成・変更アプリケーションの使用方法は、管理者マニュアル「組織の管理」-「組織図の作成・運用」の「組織図の作成」を参照してください。起動方法と対象会社の選択方法については、上記マニュアルに記載の方法と異なるため、以下で説明します。
また、ログイン処理時に出力されるログについて説明します。

■組織図の作成・変更アプリケーションの起動方法・対象会社の選択方法

組織図の作成・変更アプリケーションは、システム管理者、会社の登録画面で指定した権限移譲先社員(会社担当者)のみが利用可能です。

  1. OS のスタートメニューから、[POWER EGG] > [組織図エディタ(Verxxx)] を選択します。
    (xxxはPOWER EGGのバージョンです)

  2. ログイン画面が表示されます。
    次の情報を入力して、ログインボタン をクリックします。

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    項目 入力内容

    接続先URL

    接続先のPOWER EGGのURL
    (例:http://(サーバーのFDQNまたはIPアドレス)/pe4j)
    ※URLが不明な場合は、システム管理者にお問い合わせください。

    ユーザID

    POWER EGGのユーザID

    パスワード

    POWER EGGのログインパスワード

    制限事項

    LDAPサーバー認証によるログインは可能ですが、Windowsドメインシングルサインオン認証、Office365連携認証によるログインはできません。

  3. 会社選択画面が表示されます。組織を作成・変更する会社を選択して、OKボタンをクリックします。

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  4. 組織図の選択画面が表示されます。以降の手順は 管理者マニュアル に記載の手順と同じです。

■認証が必要なプロキシサーバ経由で接続する場合

認証が必要なプロキシサーバ経由で接続する場合は、以下の方法で組織図の作成・変更アプリケーションを起動します。

<事前準備>

認証が必要なプロキシサーバ経由で接続する場合の組織図の作成・変更アプリケーション起動用ショートカットファイルは、組織図の作成・変更アプリケーションインストール時にインストールフォルダに作成されます。
このショートカットファイルを、OSのスタートメニューやデスクトップ等、アクセスしやすい任意の場所に貼り付けてください。

組織図の作成・変更アプリケーション起動用ショートカットファイル名
 「組織図エディタ(認証が必要なプロキシ経由接続)」

インストールフォルダは以下の方法で確認してください。

  1. 「Windowsキー」+「R」を押して「ファイル名を指定して実行」のウィンドウを開きます。

  2. shell:Start Menu と入力して「OK」を押します。

  3. エクスプローラーが起動し、「スタートメニュー」フォルダが開くので、「プログラム」-「POWER EGG」を開きます。

  4. 「組織図エディタ(Verxxx)」のショートカットを右クリックし「プロパティ」を選択します。
    (xxxはPOWER EGGのバージョンです)

  5. プロパティ画面の「ショートカット」タブが開きます。
    「作業フォルダ―」欄に表示されているフォルダがインストールフォルダです。

<起動手順>

  1. 事前準備で任意の場所に貼り付けたショートカットファイルを実行します。

  2. PowerShellの画面(黒い画面)が表示された後に、認証情報入力画面が表示されます。
    認証情報画面が表示されるまで、PowerShellの画面を閉じないでください。
    プロキシサーバのユーザIDとパスワードを入力して、OKボタン をクリックします。

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  3. ログイン画面が表示されます。
    以降の手順は上記「■組織図の作成・変更アプリケーションの起動方法・対象会社の選択方法」の手順と同じです。

認証が必要ないプロキシサーバ経由で接続する場合は、上記「■組織図の作成・変更アプリケーションの起動方法・対象会社の選択方法」の手順で組織図の作成・変更アプリケーションを起動します。

■組織図の作成・変更アプリケーションで出力されるログメッセージ

組織図の作成・変更アプリケーションのログイン処理において出力されるログメッセージは以下の通りです。
それ以外の処理で出力されるログメッセージについては、管理者マニュアル「ログメッセージ集」の「システム共通(COM)」を参照してください。

システム共通(COM)

メッセージコード メッセージ・補足

COM02001AI

組織情報:組織図編集処理にログインしました。userid={ユーザID}

COM02002AW

組織情報:組織図編集処理にログインに失敗しました。userid={ユーザID},code={失敗理由コード}

【補足】
失敗理由コード
-1:指定されたユーザIDが存在しない
-2:ID有効期限が切れている
-3:パスワードが一致しない
-4:パスワードの有効期限が切れている
-5:主所属情報が存在しない
-6:アカウントがロックされている
-99:内部エラーが発生した

ログの参照方法については、管理者マニュアル「管理・運用」の「ログ照会」を参照してください。
また、メッセージコードとメッセージの見方については、管理者マニュアル「ログメッセージ集」の「メッセージコードとメッセージについて」 を参照してください。

■その他注意事項

4Kなどの高解像度モニタを利用しており、Windowsの表示スケールを150%などに拡大している場合、組織図の作成・変更アプリケーションにおいて文字サイズが小さく表示されたり、画面レイアウトが崩れたりします。その場合の対処方法については、「付録2 画面レイアウトが崩れた場合の対処方法」を参照してください。