リマインダーの起動・終了と接続設定

リマインダーを利用するには、接続先のURLや通知するユーザID、パスワードの設定を行います。そのほか、通知画面起動時のパスワード設定を行うことができます。

リマインダーを起動する

リマインダーにより通知を行う場合は、リマインダーを起動・常駐させておく必要があります。

  1. OSのスタートメニューから、POWER EGGPOWER EGGリマインダーを選択します。

  2. タスクトレイにリマインダーのアイコン image348 が表示されます。

リマインダーインストール時、OSのスタートアップにリマインダーが追加されるため、OS起動時にリマインダーが自動的に起動されます。

■画面レイアウトが崩れた場合の対処方法

4Kなどの高解像度モニタを利用しており、Windowsの表示スケールを150%などに拡大している場合、リマインダーにおいて文字サイズが小さく表示されたり、画面レイアウトが崩れたりします。このような場合は、インストーラによって作成される起動用ショートカットのプロパティを以下のように変更してください。

  1. WindowsキーRを押して「ファイル名を指定して実行」のウィンドウを開きます。

  2. shell:Start Menu と入力してOKを押します。

  3. エクスプローラーが起動し、「スタートメニュー」フォルダが開くので、プログラム-POWER EGGを開きます。

  4. 「POWER EGGリマインダー」のショートカットについて以下の設定を行います。
    (1) ショートカットを右クリックしプロパティを選択します。
    (2) 互換性タブを開き、高DPI設定の変更ボタンをクリックします。
    (3) 高DPIスケール設定の上書きのチェックボックスをチェックし、ドロップダウンでシステムを選択します。
    (4) OKボタンで設定を適用します。

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スタートアップに登録される「POWER EGGリマインダー」のショートカットにも同様の設定が必要です。スタートアップのショートカットの格納場所は、上記(2)の手順で shell:startup と入力してOKを押して開きます。

リマインダーを起動する(認証が必要なプロキシサーバ経由で接続する場合)

認証が必要なプロキシサーバ経由で接続する場合は、以下の方法でリマインダーを起動します。

認証が必要ないプロキシサーバ経由で接続する場合は、上項目「リマインダーを起動する」の手順で起動します。

■事前準備

認証が必要なプロキシサーバ経由で接続する場合のリマインダー起動用ショートカットファイルは、リマインダーインストール時にインストールフォルダに作成されます。このショートカットファイルを、OSのスタートメニューやデスクトップ等、アクセスしやすい任意の場所に貼り付けてください。

リマインダー起動用ショートカットファイル名

「リマインダー(認証が必要なプロキシ経由接続)」

インストールフォルダは以下の方法で確認してください。
(1) WindowsキーRを押して「ファイル名を指定して実行」のウィンドウを開きます。
(2) shell:Start Menu と入力してOKを押します。
(3) エクスプローラーが起動し、「スタートメニュー」フォルダが開くので、プログラム-POWER EGGを開きます。
(4) 「POWER EGGリマインダー」のショートカットを右クリックしプロパティを選択します。
(5) プロパティ画面の「ショートカット」タブが開きます。「作業フォルダー」欄に表示されているフォルダがインストールフォルダです。

  1. 事前準備で任意の場所に貼り付けたショートカットファイルを実行します。

  2. PowerShellの画面(黒い画面)が表示された後に、認証情報入力画面が表示されます。
    認証情報入力画面が表示されるまで、PowerShellの画面を閉じないでください。
    プロキシサーバのユーザIDとパスワードを入力して、OKボタンをクリックします。

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  3. タスクトレイにリマインダーのアイコン image348 が表示されます。

■OS起動時のリマインダー自動起動について

リマインダーインストール時、リマインダー起動用ショートカットがOSのスタートアップに追加され、OS起動時にリマインダーが自動的に起動されるようになりますが、認証が必要なプロキシサーバ経由で接続する場合、このショートカットでは自動起動できません。そのため、インストール時にスタートアップに追加されるリマインダー起動用ショートカットは以下の手順で削除してください。

<スタートアップのショートカット削除手順>

(1) WindowsキーRを押して「ファイル名を指定して実行」のウィンドウを開きます。
(2) shell:startup と入力してOKを押します。
(3) エクスプローラーが起動し、「スタートアップ」フォルダが開きます。
(4) 「POWER EGGリマインダー」というショートカットファイルを削除します。

なお、OS起動時に上記2の認証情報入力画面が自動的に起動するようにしたい場合は、以下の手順で設定してください。

<自動起動設定手順>

(1) WindowsキーRを押して「ファイル名を指定して実行」のウィンドウを開きます。
(2) shell:startup と入力してOKを押します。
(3) エクスプローラーが起動し、「スタートアップ」フォルダが開きます。
(4) リマインダーのインストールフォルダから「リマインダー(認証が必要なプロキシ経由接続)」というショートカットファイルをコピーして、上記(3)の「スタートアップ」フォルダに貼り付けます。

リマインダーを終了する

  1. タスクトレイのリマインダーアイコン image348 を右クリックします。

  2. ショートカットメニューの終了をクリックします。

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接続設定を行う

  1. タスクトレイのリマインダーアイコン image348 を右クリックします。

  2. ショートカットメニューの設定…をクリックします。

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  3. 基本設定画面の基本タブに接続先の情報を入力します。

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    項目名 説明

    サーバURL *

    接続先の当システムのURLを入力してください。

    ユーザID *

    当システムにログインする時のユーザIDを入力してください。
    入力したユーザに対する情報が通知されます。

    パスワード *

    ユーザIDに対するパスワードを入力してください。

  4. image367をクリックし、設定情報を元に接続・ログインが可能かどうかを確認します。
    接続に失敗した場合は、メッセージ内容に合わせて設定内容を変更してください。

    ■正常に接続できた場合
    image368

    ■接続に失敗した場合の例
    image369

  5. 接続テストの成功ができたら、設定画面のimage370をクリックします。

  • ログインパスワードを変更した場合は、当設定画面のパスワードも合わせて変更してください。

  • 接続設定が異なる場合やサーバが停止している場合など、接続が正しく行えない場合、タスクトレイには、image350 が表示されます。

起動時のパスワードを設定する

設定画面や新着通知画面を起動する時のパスワードを設定することができます。パスワードが設定されている場合、起動時に以下の画面が表示されます。

image371 frame

  1. タスクトレイのリマインダーアイコン image348 を右クリックします。

  2. ショートカットメニューの設定…​をクリックします。

    image365 frame

  3. 基本設定画面の簡易セキュリティ欄の表示パスワードを設定をクリックします。

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  4. 簡易セキュリティパスワード設定画面にパスワードを入力しimage370をクリックします。

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  5. 設定画面のimage370をクリックします。

  • パスワードによる起動を行わないようにする場合は、表示パスワード設定をオフにしてください。

  • 起動パスワードを変更する場合は、image374をクリックしてください。

設定したパスワードを忘れた場合、変更は行えなくなります。パスワードの管理について留意ください。