システム設定(共通設定)

経費精算申請を使用する際に必要な共通の項目設定を行います。必ず設定を行ってください。各システム設定の画面操作方法は共通となっています。

(1)仮払申請精算方法の設定

仮払申請における仮払残金の精算方法や多重仮払申請を禁止するかしないかを設定します。

  1. image1 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001040 [申請共通] 仮払申請精算方法 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

    image2 frame

    項目名 説明

    区分番号 *

    00 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は「精算方法」と入力します。

    精算方法

    精算時に発生した仮払残金の精算方法を設定します。仮払残金を会社に返金する運用の場合は 0、仮払残金を他の精算で使用する運用の場合は 1 を入力します。1 を設定した場合、新たに精算申請を行う際に仮払選択画面から残金の仮払明細を選択することができるようになります。

    事前申請と同時に申請した仮払が精算時に余った場合は、必ず返金する運用となります。

    多重仮払申請禁止

    未精算の仮払申請がある状態で追加の仮払申請を許可する場合は 0 を、禁止する場合は 1 を入力します。

  5. image4(変更の場合はimage5)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(2)未精算仮払・仮払返金アシストメッセージの設定

仮払が一定期間精算されない場合に表示されるアシストメッセージや、仮払返金を促すアシストメッセージに関する設定を行います。

  1. image1 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001200 [申請共通] 未精算仮払・仮払返金アシストメッセージ を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

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    項目名 説明

    区分番号 *

    未精算仮払メッセージの場合には 001 を入力します。
    仮払返金メッセージの場合には 002 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は 001 の場合は「未精算仮払メッセージ」、002 の場合は「仮払返金メッセージ」と入力します。

    日数

    未精算仮払メッセージにおいて、精算完了予定日から何日経過したらメッセージを表示するのかを入力します。仮払返金メッセージでは日数は使用しませんので、入力する必要はありません。

    精算完了予定日について

    申請 精算完了予定日

    仮払申請

    申請画面の精算完了日

    出張申請

    申請画面の帰着日

    購入申請

    明細画面の購入日(最大値)

    接待申請

    明細画面の接待日(最大値)

    精算完了予定日が 11/1 で日数が 7 の場合、11/9 からメッセージが表示されます。

    通知宛先

    メッセージの通知先を申請者のみにする場合は 0、申請者を含む決裁ルート上の全社員にする場合は 1 を入力します。

    使用区分

    それぞれのアシストメッセージを使用するかしないかを選択します。

  5. image4(変更の場合はimage5)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(3)プロジェクト配賦の設定

各経費をプロジェクトに原価配賦するかしないかを設定します。

  1. image1 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001160 [申請共通] プロジェクト配賦 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

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    項目名 説明

    区分番号 *

    00 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は「プロジェクト配賦」と入力します。

    配賦有無

    プロジェクト配賦を行う場合は 1、行わない場合は 0 を入力します。
    0 を設定すると、負担先入力画面でプロジェクト選択が行えなくなります。

  5. image4(変更の場合はimage5)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(4)申請時マスタチェックの設定

各事前・精算申請処理にて、申請部門、負担先部門に仕訳用の部門コードが設定されているか、あるいは、選択した明細種別に対する仕訳定義情報(勘定科目)が設定されているかのチェックを行うか行わないかを設定します。会計システムへ仕訳データを連携しない場合はチェックを行わないように設定します。

  1. image1 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001250 [申請共通] 申請時マスタチェック を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

    image8 frame

    項目名 説明

    区分番号 *

    仕訳部門コードチェックの場合は 01 を入力します。
    仕訳定義存在チェックの場合は 02 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は 01 の場合は「仕訳部門コードチェック」、02 の場合は「仕訳定義存在チェック」と入力します。

    チェック有無

    それぞれのチェックを行う場合は 1、行わない場合は 0 を入力します。

  5. image4(変更の場合はimage5)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(5)入金予定日表示の設定

各精算申請 および 入金状況照会にて入金予定日を表示するかしないかを設定します。

  1. image1 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001260 [申請共通] 入金予定日表示 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

    image9 frame

    項目名 説明

    区分番号 *

    00 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は「入金予定日の表示」と入力します。

    入金予定日表示

    表示する場合は 1、表示しない場合は 0 を入力します。

  5. image4(変更の場合はimage5)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(6)金額端数処理の設定

単価 × 数量にて手当金額を計算する場合や、外貨を円換算する場合に発生する円未満の端数処理方法を設定します。

  1. image1 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001350 [申請共通] 金額端数処理 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

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    項目名 説明

    区分番号 *

    手当金額計算の端数処理の場合は 01 を入力します。
    外貨円換算の端数処理の場合は 02 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は 01 の場合は「手当計算」、02 の場合は「外貨円換算」と入力します。

    端数計算

    それぞれの端数処理方法を入力します。四捨五入の場合は 0、切捨の場合は 1、切上の場合は 2 を入力します。

  5. image4(変更の場合はimage5)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(7)アシストメッセージの設定

経費精算申請の各種アシストメッセージの表示に関する設定を行います。

  1. image1 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00000030 [初期設定] アシストメッセージ を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

    image11 frame

    項目名 説明

    区分番号 *

    下記のように入力します。初期値から変更しないでください。

    長期未精算警告メッセージ

    001

    仮払返金メッセージ

    002

    仮払経理未確認通知

    003

    仮払未支払通知

    004

    経理確認後差戻し等あり通知

    005

    経理未確認通知

    006

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。
    初期登録されている全社共通のレコードは削除しないでください。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。初期値から変更しないでください。

    URL

    アシストメッセージのリンク先のURLを指定します。初期値から変更しないでください。

    長期未精算警告メッセージ

    /PWA/PWAAST01d.jsf

    仮払返金メッセージ

    /PWA/PWAAST01d.jsf

    仮払経理未確認通知

    なし

    仮払未支払通知

    なし

    経理確認後差戻し等あり通知

    /PWA/PWAAST02l.jsf

    経理未確認通知

    なし

    Popup設定

    本設定に関わらず、ナビビューに表示されたアシストメッセージをクリックするとポップアップウィンドウで詳細が表示されます。
    なお、詳細表示されるのはURLが指定されているアシストメッセージのみです。

    BusinessClass

    アシストメッセージ分類の登録」で登録されている区分番号を指定します。
    通常は 0006(経費精算申請)を指定します。
    アシストメッセージ分類の登録については、管理者マニュアル「アシストメッセージ分類の登録」を参照してください。

    表示区分

    ナビビューのアシストメッセージタブへ表示するかしないかを指定します。

  5. image4(変更の場合はimage5)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(8)領収書貼付台紙の宛先印字の設定

各精算申請の領収書貼付台紙の左上に印字する宛先を設定します。

  1. image1 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00005000 [申請共通] 領収書貼付台紙の宛先印字 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

    image12 frame

    項目名 説明

    区分番号 *

    区分番号を入力します。一意の番号を入力してください。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は「領収書貼付台紙の宛先印字」と入力します。

    文字列 1

    宛先の1行目に印字する文字列を入力します。
    先頭に全角または半角スペースを入力することで字下げして印字できます。

    文字列 2

    宛先の2行目に印字する文字列を入力します。
    先頭に全角または半角スペースを入力することで字下げして印字できます。

  5. image4(変更の場合はimage5)をクリックします。