システム設定(交通費精算)

交通費精算を使用する場合に必要なシステム設定を説明します。システム設定画面の詳細は「システム設定(共通設定)」を参照してください。

(1)仮払使用有無の登録

交通費精算における仮払の使用に関する設定を行います。

運用開始後に設定の変更は行わないでください。データの不整合が発生します。

  1. image2 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001020 [申請共通] 仮払使用 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

    image3 frame 2

    項目名 説明

    区分番号 *

    交通費精算の場合には 0011 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は、申請の名称「交通費精算」を入力します。

    申請時仮払可否

    事前申請時に仮払金額の入力を許可する場合には 1、許可しない場合には 0 を入力します。0 を設定すると事前申請入力画面の仮払金額欄が表示されなくなります。
    交通費精算ではこの設定値は使用されません。

    仮払申請使用可否

    精算時に仮払申請、支給仮払の充当を許可する場合には1、許可しない場合には 0 を入力します。0 を設定すると、精算申請入力画面に image4 が表示されないため、仮払申請の明細は選択できません。

  5. image5(変更の場合はimage6)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(2)受取方法の登録

交通費精算における精算金額の受取方法を設定します。

  1. image2 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001030 [申請共通] 受取方法 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。画面については「システム設定(仮払申請)」を参照してください。

    項目名 説明

    区分番号 *

    交通費精算の場合には 0011 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は、申請の名称「交通費精算」を入力します。

    受取方法

    受取方法の初期設定を現金とする場合には 0、振込とする場合には 1 を入力します。

    変更可否

    申請者によって受取方法の変更を許可しない場合には 0、許可する場合には 1 を入力します。

    振込先口座未登録時の
    扱い

    受取方法として振込を利用する場合は別途、社員属性設定で振込先口座情報の登録が必要です。
    上記設定項目「受取方法」で初期値に “振込” が指定されており、且つ、口座情報が未登録の場合に、申請入力画面の受取方法の選択肢をどのように表示するかを指定できます。
    申請入力画面で “振込” を非表示とする場合は 0、初期値を “現金” とする場合は 1 を入力します。
    なお、この設定は、上記設定項目「受取方法」で初期値に “現金” を選択していた場合は表示動作に関係しません。

  5. image5(変更の場合はimage6)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(3)申請時ルート変更の設定

交通費精算申請時に申請者による決裁ルートの変更を許可するかどうかを設定します。

  1. image2 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001090 [申請共通] 申請時ルート変更 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。画面については「システム設定(仮払申請)」を参照してください。

    項目名 説明

    区分番号 *

    交通費精算の場合には 0011 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は、申請の名称「交通費精算」を入力します。

    申請時ルート変更

    申請前の確認画面にimage8を表示する場合には 1、表示しない場合には 0 を入力します。

    負担先部門審議者追加

    負担先部門審議者の決裁ルートへの追加位置を指定します。
    負担先部門審議者の追加を行う場合は、基本的にその審議者は決裁ルート上の第一審議者の後へ追加されますが、第一審議者が決裁者であるかどうかによって追加位置を設定できます。

    ■負担先部門審議者の追加位置

    設定値 第一審議者≠決裁者の場合 第一審議者=決裁者の場合

    0

    第一審議者の後に追加する

    1

    第一審議者の後に追加する

    第一審議者の前に追加する

    9

    負担先部門審議者の追加を行わない

    0 を設定する場合には、対応する申請様式の基本設定「ルート変更(申請時)」の設定において「申請時のルート変更/追加時に決裁者の変更を許可する」のチェックが必要です。詳細は 管理者マニュアル「申請様式の設定」を参照してください。

  5. image5(変更の場合はimage6)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(4)明細種別階層の設定

交通費明細を入力する際の明細種別ドロップダウンの階層を設定します。交通費明細種別マスタを登録する前にこの設定を行う必要があります。明細種別の詳細は「用語の説明」を参照してください。

運用開始後に設定の変更は行わないでください。データの不整合が発生します。

  1. image2 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001170 [申請共通] 明細種別階層 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

    image9 frame 2

    項目名 説明

    区分番号 *

    交通費精算の場合には 0011 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は、申請の名称「交通費精算」を入力します。

    明細種別の階層

    表示階層を 1~3 のいずれかで入力します。

  5. image5(変更の場合はimage6)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(5)負担部門/プロジェクト表示の設定

交通費を自部門以外の部門やプロジェクトに計上させる場合、申請入力画面(申請日、件名等を入力する画面)で負担先の部門/プロジェクトをあらかじめ選択すると、交通費の負担先の設定をカンタンに行うことができます。

  1. image2 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001310 [申請共通] 負担部門/プロジェクト表示 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

    image10 frame 2

    項目名 説明

    区分番号 *

    交通費精算の場合には 0011 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は、申請の名称「交通費精算」を入力します。

    負担部門/PJデフォルト設定

    申請入力画面で負担先の部門、プロジェクトの設定を行う場合は1、行わない場合は 0 を入力します。

    画面の初期表示状態

    負担先の部門、プロジェクトの設定を行う場合に設定項目を常に表示させた状態とする場合は 0、設定する時に画面を展開表示させる場合は 1 を入力します。

    負担入力画面での
    部門デフォルト値

    自部門をデフォルト値とする場合は 0、デフォルト値を設定しない場合は 9 を入力します。

  5. image5(変更の場合はimage6)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(6)明細種別負担部門チェックの設定

販売管理部門と製造部門などで使用できる明細種別(大分類)を制限したい場合(販売管理部門と製造部門で計上可能な勘定科目が異なる場合など)に設定します。交通費、出張、購入、接待の各明細種別登録画面の部門識別の文字列が組織マスタのメモ欄と前方一致するかどうかで判定します。明細種別の詳細は「用語の説明」を参照してください。

  1. image2 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001380 [申請共通] 明細種別負担部門チェック を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

    image11 frame 2

    項目名 説明

    区分番号 *

    交通費精算の場合には 0011 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は、申請の名称「交通費精算」を入力します。

    負担部門チェック

    チェックを行う場合は 1、行わない場合は 0 を入力します。

    部門メモ項目

    判定に利用する部門識別を入力する部門メモ項目の番号を 1~3 で入力します。
    通常は 3 を入力します。

    明細種別予備項目

    判定に利用する明細種別の予備項目の番号を 1~6 で入力します。
    通常は 1 を入力します。

  5. image5(変更の場合はimage6)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(7)お気に入り経路項目転送の設定

お気に入り経路から交通費明細を入力する際、選択元の明細に訪問先/理由等が共に未入力の明細がある場合、お気に入り経路の経路名、メモから初期編集するかどうかを設定します。

  1. image2 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001270 [交通費/出張] お気に入り経路項目転送 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

    image12 frame 2

    項目名 説明

    区分番号 *

    00 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は、「訪問先/理由の編集」と入力します。

    訪問先/理由の編集

    初期編集する場合は 1、初期編集しない場合は 0 を入力します。

  5. image5(変更の場合はimage6)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(8)申請内容表示制御の設定

交通費精算申請の承認画面に注記を表示するかどうかを設定します。

  1. image2 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001280 [交通費/出張] 申請内容表示制御 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

    image13 frame 2

    項目名 説明

    区分番号 *

    手入力の交通費明細ありのメッセージ表示制御の場合には 01 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。

    申請内容に表示

    表示する場合は 1、表示しない場合は 0 を入力します。

  5. image5(変更の場合はimage6)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(9)交通費件名初期値の設定

交通費精算の件名を初期表示する場合に設定します。

  1. image2 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001500 [交通費] 件名初期値 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

    image14 frame 2

    項目名 説明

    区分番号 *

    0011 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は、「交通費件名初期値」を入力します。

    件名初期値

    件名に初期表示する値を入力します。

    使用有無

    初期表示を使用する/しないを選択します。

  5. image5(変更の場合はimage6)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(10)駅すぱあと交通費明細金額チェックの設定

手入力した交通費明細に対して駅すぱあととの照合を行うかを設定します。
「行う」に設定した場合(「交通費明細金額チェックボタンの表示」を 1 に設定した場合)、

  • 交通費明細入力画面に「交通費明細金額チェック」ボタンが表示されます。

  • 交通費精算入力画面で「確認」ボタンをクリックした際に照合が行われます。

  1. image2 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00004010 [駅すぱあと] 金額チェック を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

    image15 frame 2

    項目名 説明

    区分番号 *

    交通費精算の場合には 0011 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は、申請の名称「交通費精算」を入力します。

    交通費明細金額
    チェックボタンの表示

    表示する場合は 1、表示しない場合は 0 を入力します。

  5. image5(変更の場合はimage6)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(11)駅すぱあとマーククリア/付与条件の設定

駅すぱあとから交通費明細を入力した場合、駅すぱあとから入力したことを表すアイコンが交通費明細に表示されます。その後、交通費明細の使用日などを変更するとアイコンがクリアされます。また、手入力した交通費明細や変更した交通費明細に対して「交通費明細金額チェック」を行い、駅すぱあとに該当の経路が存在した場合にもアイコンが表示されます。
ここでは、交通費明細を変更時にアイコンをクリアする条件および、「交通費明細金額チェック」を行った時にアイコンを付与する条件を設定します。

  1. image2 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00004040 [駅すぱあと] 駅すぱあとマーク クリア/付与条件 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

    image16 frame 2

    項目名 説明

    区分番号 *

    00 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は、「クリア/付与条件」を入力します。

    クリア条件

    交通費明細を変更時にアイコンをクリアする条件を指定します。
    使用日、明細種別、出発地/到着地、金額が変更された時にクリアする場合は 0、使用日、出発地/到着地、金額が変更された時にクリアする場合は 1 を入力します。

    金額チェック時の
    付与条件

    「交通費明細金額チェック」を行った時にアイコンを付与する条件を指定します。
    明細に入力された乗車区間を条件に駅すぱあとを検索し、経路一覧に存在する場合に付与する場合は 1、経路一覧に存在し、かつ、入力された金額が検索結果の1明細目の乗車券金額以下の場合に付与する場合は 0 を入力します。

  5. image5(変更の場合はimage6)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。