定期券区間の設定
駅すぱあと連携時の機能として、「定期券区間を控除した経路選択」があります。
定期券区間は社員ごとの設定となり、ユーザが各自「定期券申請」を行い申請した案件が決裁されると自分の定期券区間が登録されます。また、システム管理者が各社員の定期券区間を登録することもできます。
ここでは、「定期券申請」を利用するための設定、システム管理者による定期券区間の登録方法について説明します。
定期券申請の設定
駅すぱあとの定期券申請を利用するための設定を行います。
定期券申請理由区分を設定する
申請理由を登録します。定期券申請入力画面の「申請理由」に表示されます。
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> 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。
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システム設定欄の Step1「システム設定」 をクリックします。
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共通番号 00004020 [駅すぱあと] 定期券申請理由区分 を選択します。
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画面にて、以下の項目を入力します。
項目名 説明 区分番号 *
会社ごとに重複しない番号を入力します。
会社
設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。
区分名 *
申請理由名を入力します。ここで設定した区分名を、定期券申請の決裁ルート設定を行う際の区分値として使用します。決裁ルートの設定については「決裁ルートを設定する」を参照してください。
使用区分
定期券申請入力画面に申請理由を表示する場合は 1、表示しない場合は 0 を入力します。
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(変更の場合は
)をクリックします。
予め初期値として全社共通のデータが登録されています。
定期券申請ルート変更を設定する
定期券申請時に申請者によるルート変更を許可するかどうかを設定します。
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> 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。
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システム設定欄の Step1「システム設定」 をクリックします。
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共通番号 00004030 [駅すぱあと] 定期券申請ルート変更 を選択します。
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画面にて、以下の項目を入力します。
項目名 説明 区分番号 *
0010 を入力します。
会社
設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。
区分名 *
入力した区分番号に応じた名称を入力します。
通常は、申請の名称「定期券申請」を入力します。申請時ルート変更
申請前の確認画面に
を表示する場合には 1、表示しない場合には 0 を入力します。
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(変更の場合は
)をクリックします。
予め初期値として全社共通のデータが登録されています。
決裁ルートを設定する
経費精算申請用の決裁ルートを設定します。選択した申請理由区分による条件分岐の設定等を行います。
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> 決裁ルートの設定 をクリックします。
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Step.4「申請様式の設定」 をクリックします。
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定期券申請の場合は様式コード 8910 のリンクをクリックします。
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画面中段にある会社を選択します。
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申請種別情報欄の
をクリックします。
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申請種別の登録画面の
をクリックします。
申請種別の登録画面にて適用日に決裁ルートを適用したい日付を入力し、をクリックします。
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以下の項目を入力します。
項目名 説明 申請種別名称 *
分岐条件がわかる名称を入力します。案件検索の種別の列などに表示されます。
区分値 *
システム設定「00004020 [駅すぱあと] 定期券申請理由区分」で設定した区分名と一致させてください。
定期券申請では申請時に選択した申請理由によって決裁ルートが分岐します。
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をクリックします。申請理由区分が複数設定されている場合は、7~8を繰り返してください。
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をクリックし、追加した申請種別に対する決裁ルートの設定を行います。決裁ルートの設定の詳細は 管理者マニュアル「決裁ルートの設定」を参照ください。
当システムで利用できる各種申請様式設定のうち、経費精算申請では以下の利用制限があります。
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定期券申請の申請様式基本情報の編集画面にて、採番ルールを指定できます。「採番ルール」を新規作成する場合は、採番のタイミングを必ず「申請時」で作成してください。 |
定期券区間の登録
システム管理者が社員ごとに定期券区間の情報を登録します。
また、登録済みの定期券区間情報をCSVファイルに出力できます。
駅すぱあと定期券区間を登録する
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> 経費精算申請の設定 > 駅すぱあとの設定 をクリックします。
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対象の会社を選択します。
選択した会社ごとの設定となります。必ず最初に選択してください。
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Step3「駅すぱあと定期券区間登録」 をクリックします。
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駅すぱあと定期券区間一覧の
をクリックします。
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駅すぱあと定期券区間登録画面にて、以下の項目を入力します。
項目名 説明 基準日 *
社員を選択する際の組織の基準日を指定します。未来の予定組織から社員を選択する場合は、組織発令予定日以降の未来日付を入力することで選択できます。
基準日は登録されません。社員 *
定期券区間を登録する対象の社員を選択します。
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駅すぱあと定期券区間登録画面にて、出発地を入力します。
入力した出発地の候補一覧が表示されます。候補から出発地を選択します。選択肢に「バス停」も表示されますが、バス区間を含む定期券区間は登録できません。
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同様に到着地を入力し、候補から選択します。複数の駅を経由する場合は、到着地欄に経由の通りに駅を指定します。
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をクリックすると、探索時の検索オプションを指定できます。
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をクリックします。
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探索結果の一覧から該当の経路の
をクリックします。
領域内のスクロールバーを下にスクロールすると、各経路の詳細が表示されます。
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選択した経路が駅すぱあと定期券区間登録画面の経路欄に表示されます。
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をクリックします。
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現在登録済みの定期券区間のデータを変更する場合は、駅すぱあと定期券区間一覧から
をクリックします。内容を変更後、
をクリックします。
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削除する場合は、一覧から
をクリックします。登録画面の
をクリックします。
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一覧画面の定期券区間検索欄を利用すると、登録済みの定期券区間情報の検索が可能です。
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駅すぱあと定期券区間をCSVファイルに出力する
登録済みの駅すぱあと定期券区間データをCSVファイルに出力します。
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> 経費精算申請の設定 > 駅すぱあとの設定 をクリックします。
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対象の会社を選択します。
選択した会社ごとの出力処理となります。必ず最初に選択してください。
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Step3「駅すぱあと定期券区間登録」 をクリックします。
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駅すぱあと定期券区間一覧の定期券区間検索欄で出力条件を指定します。
項目 説明 基準日 *
ここで指定した基準日時点の組織から部門と社員を選択することになります。
部門
特定の部門の情報のみ出力する場合に指定します。選択した部門の配下部門も対象とする場合は、“配下部門を含む” を選択します。
社員
特定の社員の情報のみ出力する場合に指定します。
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ボタンをクリックします。
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CSVダウンロード画面の
をクリックし、ファイルを保存してください。
■CSVレイアウト 項目名 説明 1
社員名
社員名が出力されます。
2
経路
経路が出力されます。
3
出発地
出発地が出力されます。
4
到着地1
到着地1が出力されます。
5
到着地2
到着地2が出力されます。
6
到着地3
到着地3が出力されます。
7
到着地4
到着地4が出力されます。
8
最終更新者
定期券区間データの最終更新者が出力されます。
9
最終更新日
定期券区間データの最終更新日が出力されます。
定期券区間一括チェック
定期券区間を登録した時点では有効な経路情報であっても、登録後に、駅名が変更になったり、路線が廃止になったりして、経路情報が無効になってしまうケースがあります。このようなケースを考慮して、登録済みの駅すぱあと定期券区間が有効な経路であるかを会社単位で一括チェックすることができます。チェックの結果、有効でない定期券区間データはエラーリストCSVファイルに出力されます。
駅すぱあと定期券区間の一括チェックを行う
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> 経費精算申請の設定 > 駅すぱあとの設定 をクリックします。
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対象の会社を選択します。
選択した会社ごとのチェックとなります。必ず最初に選択してください。
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Step3「駅すぱあと定期券区間登録」をクリックします。
-
をクリックします。
-
をクリックします。一覧に出力実行結果が表示されます。
■状態の表記 状態 説明 実行中
実行中であることを指します。
完了
チェック処理が終了し、登録済みの定期券区間データにエラーがないことを指します。
失敗
チェック処理が終了し、登録済みの定期券区間データにエラーがある(有効でないデータが存在する)ことを指します。
-
をクリックし、CSVファイルをダウンロードしてエラーがある定期券区間のデータを確認します。
■CSVレイアウト 項目名 説明 1
会社名
会社名が出力されます。
2
社員名
社員名が出力されます。
3
経路
経路が出力されます。
4
出発地
出発地が出力されます。
5
到着地1
到着地1が出力されます。
6
到着地2
到着地2が出力されます。
7
到着地3
到着地3が出力されます。
8
到着地4
到着地4が出力されます。
9
エラーメッセージ
エラー内容が出力されます。
状態欄が、”実行中” の場合は、
をクリックし、一覧を更新してください。