システム設定(経理業務)

経理業務を使用する場合に必要なシステム設定を説明します。
本項で説明するシステム設定は、社員立替用の経理業務と支払依頼用の経理業務で共通の設定になります。支払依頼用の経理業務を使用する場合には、別途「システム設定(支払依頼経理業務)」に記載があるシステム設定が必要になります。

(1)申請内容変更可否の設定

経理担当者が経理確認前の申請内容変更を許可するかどうかを設定します。

  1. image1 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001100 [経理業務(経理確認)] 申請内容変更可否 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

    image2 frame

    項目名 説明

    区分番号 *

    申請により以下の値を入力します。

    交通費精算

    「0011」

    出張精算

    「0021」

    購入精算

    「0031」

    接待精算

    「0041」

    支払依頼

    「0081」

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。通常は、「交通費精算」「出張精算」「購入精算」「接待精算」「支払依頼」とします。

    内容変更可否

    内容変更を可とする場合は 1、不可とする場合は 0 とします。
    不可とした場合は経理確認画面で「この申請の内容を変更する」ボタンが表示されません。

  5. image3(変更の場合はimage4)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(2)計上日の設定

経費計上の伝票日付の初期日付を設定します。仕訳データ作成にて出力された経費計上仕訳の伝票日付に使用されます。

運用開始後に設定の変更は行わないでください。データの不整合が発生します。

  1. image1 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00003010 [経理業務(経理確認)] 計上日 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

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    項目名 説明

    区分番号 *

    「00」とします。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。通常は、「伝票日付」と入力します。

    計上日

    計上日をどの値とするかを指定します。
    申請日をとする場合は 0、明細の使用日の最大とする場合は 1、経理確認日とする場合は 2、明細の使用日の最小とする場合は 3、決裁日とする場合は 4、決裁日と経理確認日のいずれか遅い方とする場合は 5 を入力します。
    なお、出張精算では使用日の最大は帰着日、最小は到着日となります。

  5. image3(変更の場合はimage4)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(3)FBデータ(改行コード)の設定

FBファイルのファイルレイアウトの改行コードを設定します。

  1. image1 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001220 [経理業務(FBデータ作成)] FBデータ(改行コード) を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

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    項目名 説明

    区分番号 *

    00 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    通常は「改行コード」とします。

    改行コード

    改行コードがない場合は 0、CR + LF の場合は 1、LF の場合は 2 とします。
    FBフォーマットについては取引銀行へご確認ください。

  5. image3(変更の場合はimage4)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(4)FBデータ(項目編集)の設定

FBデータの「新規コード」「顧客コード1(社員立替/支払依頼)」「振込指定区分」を設定します。

  1. image1 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001240 [経理業務(FBデータ作成)] FBデータ(項目編集) を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

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    項目名 説明

    区分番号 *

    11 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は、「FBデータ項目編集」を入力します。

    新規コード

    FBデータの新規コードに編集する値を入力します。
    取引銀行から指定された値を入力してください。

    顧客コード1
    (社員立替)

    社員立替のFBデータの顧客コード1に編集する項目により、0~3 の値を入力します。
    ユーザIDとする場合は0、社員のメモ 1~3 とする場合、1~3 と入力します。

    ユーザID ならびに 社員メモの登録方法についての詳細は 管理者マニュアル「組織の管理」を参照ください。

    振込指定区分

    FBデータの振込指定区分に編集する値を入力します。
    取引銀行から指定された値を入力してください。

    振出元設定基準日

    FBデータの振出元銀行を決める基準日を指定します。振込日とする場合は 1、申請日とする場合は 2 を入力します。

    顧客コード1
    (支払依頼)

    支払依頼のFBデータの顧客コード 1 に編集する項目により、0~3 の値を入力します。
    支払先コードとする場合は 0、支払先の拡張コード 1~3 とする場合、1~3 と入力します。

    支払先コードならびに支払先の拡張コードの登録についての詳細は「支払先の登録」を参照ください。

  5. image3(変更の場合はimage4)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。

(5)CSV出力処理条件の設定

CSV出力のCSV履歴タブに表示される出力履歴の表示条件を設定します。

  1. image1 > 経費精算申請の設定 > マスタの登録 をクリックします。

  2. システム設定欄の Step.1「システム設定」 をクリックします。

  3. 共通番号 00001300 [経理業務(CSV出力)] 処理条件 を選択します。

  4. 画面にて、以下の項目を入力します。

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    項目名 説明

    区分番号 *

    00 を入力します。

    会社

    設定対象が全社共通 もしくは 会社ごとなのかを選択します。

    区分名 *

    入力した区分番号に応じた名称を入力します。
    通常は、「処理条件」を入力します。

    CSV履歴の表示条件

    CSV履歴タブに表示する条件を指定します。
    全件をとする場合は 0、自分が出力したもののみとする場合は 1 を入力します。

  5. image3(変更の場合はimage4)をクリックします。

    予め初期値として全社共通のデータが登録されています。