マスターインポートユーティリティ(MIU)

このマニュアルでは、マスターインポートユーティリティについて説明します。
マスターインポートユーティリティは、CSVファイルからセットアップやマスタ変更を効率的に行うツールです。

■マスターインポートユーティリティの機能
  1. CSVデータ(カンマ区切り)からの取り込み
    CSVデータは、Excel等で容易に作成できるので、効率的にデータの作成が可能になります。

  2. 現在の設定情報を取り込み時と同じレイアウトで出力可能
    現在の設定情報を出力し、変更後、再度取り込むことができます。

  3. データ取込の際に、置き換え、追加・変更などの取込方法の選択が可能

  4. バッチ処理により実行可能
    一部の機能については、バッチ処理にて取込が可能です。

(1)セットアップ可能なデータ

セットアップ可能なデータは以下のとおりです。

データ 説明

銀行

銀行登録」にて登録する銀行・支店情報。

社員口座

社員属性設定」の「社員口座設定」にて登録する社員口座情報。

社員手当

社員属性設定」の「社員手当設定」にて登録する社員手当情報。

プロジェクト

プロジェクト登録」にて登録する経費の負担先となるプロジェクト情報。

支払先

「支払先登録」にて登録する支払先情報。

(2)実行可能な機能

実行可能な機能は以下のとおりです。

  • データの取込
    取込方法は「全件置換」(※1)と「追加・変更」を選択できます。
    実行単位は全社単位になります。会社単位での取込はできません。
    データ変更時の条件は以下のとおりです。

    データ データ変更時の条件

    銀行

    銀行コード、支店コードが同一

    社員口座

    ユーザID、会社IDが同一

    社員手当

    ユーザID、会社ID、適用日が同一

    プロジェクト

    会社ID、プロジェクトNOが同一

    支払先

    会社ID、支払先コードが同一

  • データの出力
    実行単位は会社単位になります。会社単位での出力はできません。

※1:全件置換とは、データを削除した上で、新規に登録します。

(3)マスターインポートユーティリティに関する設定および利用方法

このマニュアルでは、マスターインポートユーティリティの利用に関する以下の項目について説明します。

セットアップ処理の実行

各データのセットアップ処理の実行方法について説明します。

実行結果の確認

セットアップ処理の実行結果の確認方法について説明します。