システム構成

当システムを動作させるためには、以下の環境およびソフトウェアが必要です。

クライアント環境

OS

Microsoft Windows 10、11、macOS(11以上)
※上記動作条件においてもメーカーがサポート終息した日以降の動作保証は致しかねます。

ディスプレイ

1280 × 800以上

ブラウザ

Windowsの場合

Microsoft Edge(Chromium版) 最新安定版、
Firefox 最新安定版、Google Chrome 最新安定版

Macの場合

Safari 最新安定版

※クライアント端末には、Webブラウザの設定を行う必要があります。Webブラウザの設定については、ユーザーズマニュアルを参照してください。

その他

サーバにTCP/IPで接続可能なネットワークインターフェイス

Adobe Acrobat Reader

  • Microsoft Excel
    WebデータベースのExcel出力機能、経費精算申請の仕訳定義Excelを使用する場合は、2016~2021
    ※上記動作条件においてもメーカーがサポート終息した日以降の動作保証は致しかねます。

  • Java Runtime Environment Standard Edition 8
    リマインダー、組織図エディタ、バッチクライアント(※)、データインポートツールを利用する場合に必要
    ※「バッチクライアント」は、マスターインポートユーティリティ、Webデータベースの出力・取込み、汎用申請データの出力・取込み、アシストメッセージ生成におけるバッチ処理機能のことを指します。

スマートフォン版

Apple iPhone、iPad (ブラウザ:Safari)
Android スマートフォン、タブレット (ブラウザ:Google Chrome)

タブレット
(PC版動作)

Apple iPad (ブラウザ:Safari)
Androidタブレット (ブラウザ:Google Chrome)
※動作制限があります。動作制限については、弊社ホームページ(https://poweregg.d-circle.com/)の動作環境を参照してください。

サーバ環境

ハードウェア

CPU

クワッドコアXeon 以上

メモリ
(最小構成)

10.0GB 以上

ハードディスク

100GB 以上

その他

LANカード

LTO等の退避装置(推奨)

無停電電源装置(推奨)

ソフトウェア

OS

Windows Server 2016、Windows Server 2019、Windows Server 2022
※日本語版以外のOSには対応しておりません。

データベース

Symfoware Server V12.3(Postgres)
Symfoware Server V12.6(Postgres)

アプリケーションサーバ

Interstage Application Server Enterprise Edition V13
Payara Server 5.2021.3 (GlassFish Server)

Webサーバ

アプリケーションサーバ同梱のWEBサーバ (※Interstageの場合)
Apache2.4 (※Payara Server(GlassFish Server)の場合)

クラウド環境/仮想環境について
  • 当システムはOS上で動作するソフトウェアであるため、システム条件を満たすゲストOSであればクラウド環境/仮想環境でも動作いたします。

  • クラウド環境/仮想環境の特性上、お客様の環境によってはパフォーマンスに影響を与える可能性もございます。予めご了承ください。

  • クラウド環境/仮想環境固有の問題については、サポート対象外となります。

ネットワーク要件

当システムはインターネットの通信技術を基本としていますので、サーバとクライアントがTCP/IPプロトコル、HTTPプロトコルで通信可能なネットワーク環境が必要です。なお、プロキシサーバをご利用の場合は、当システムのサイトは除外するよう設定してください。
また、当システムでは、スケジュール通知、NaviViewへのメール表示などSMTP、POP3の各プロトコルを利用していますので、両プロトコルに対応したメールサーバが必要です。但し、SMTP認証(認証方式はPLAIN認証及びLOGIN認証のみ)以外のメール送信時に認証が必要となる拡張したSMTPサーバはサポートしておりません。
さらに、iPhone通知サービスを利用する場合は、サーバがインターネット上のホストの名前解決が可能で、かつHTTPSプロトコルにてTCPポート(443)でアクセスできる必要があります。

サーバ構成

メールサーバ機能と当システムサーバ機能を同一のサーバマシンで動作させることも可能ですが、それぞれの機能を別のサーバマシンで動作させることを推奨します。
また、ユーザ数が多い場合は、Webサーバを増設し、DBサーバとWEBサーバを別サーバにすることを奨励いたします。さらにユーザ数が多い場合は、Webサーバを複数台準備し、負荷分散装置を利用してアクセスが均等になるように構成することを推奨します。なお、DBサーバは複数台に分散することはできません。

外部から当システムにアクセスする場合、セキュリティの面から以下の方法を利用してください。

  • サーバをインターネット上に配置する場合は、最低限SSLを使用し通信を暗号化する。

  • サーバを社内LANに配置する場合は、VPN接続を使用しアクセスする。

スマートフォン版を使用する場合、インターネットからアクセス可能なリバースプロキシを設置し、スマートフォン版へのアクセスを当システムのWebサーバに転送する構成も可能です。

なお、iPhone/iPadによるCalDAV連携をiOS 12以上で利用する場合は、httpsでの通信が必要となります。当システムのサーバへの接続にhttp通信を利用している場合、CalDAV連携は利用できません。

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※ユーザー数によっては、サーバの増設が必要になります。