(4)組織図の作成・変更

組織図の作成・変更の基本操作について説明します。
発令日を指定した組織図の作成を行います。また、作成中の予定の組織図や、現在運用中の組織図の変更を行います。

組織図エディタを起動する

  1. クライアントPCのOSのスタートメニューから、POWER EGG組織図エディタ(Verxxx) を選択します。(xxxは当システムのバージョンです)

  2. ログイン画面が表示されます。次の情報を入力して、ログインボタンをクリックします。

    image41 frame

    項目名 説明

    接続先URL *

    接続先の当システムのURL
    (例:http://(サーバのFDQNまたはIPアドレス)/pe4j)
    ※URLが不明な場合は、システム管理者にお問い合わせください。

    ユーザID *

    当システムのユーザID

    パスワード *

    当システムのログインパスワード

    組織図エディタのログインには以下の制限があります。留意ください。
    LDAPサーバー認証によるログインは可能ですが、Windowsドメインシングルサインオン認証、Office365連携認証によるログインはできません。

  3. 会社選択画面が表示されます。組織を作成・変更する会社を選択して、OKボタンをクリックします。

    image42 frame

  4. 組織図選択画面が表示されます。

■画面レイアウトが崩れた場合の対処方法

4Kなどの高解像度モニタを利用しており、Windowsの表示スケールを150%などに拡大している場合、組織図エディタにおいて文字サイズが小さく表示されたり、画面レイアウトが崩れたりします。このような場合は、インストーラによって作成される起動用ショートカットのプロパティを以下のように変更してください。

  1. WindowsキーRを押して「ファイル名を指定して実行」のウィンドウを開きます。

  2. shell:Start Menu と入力してOKを押します。

  3. エクスプローラーが起動し、「スタートメニュー」フォルダが開くので、「プログラム」-「POWER EGG」を開きます。

  4. 「組織図エディタ」のショートカットについて以下の設定を行います。
    (1) ショートカットを右クリックし「プロパティ」を選択します。
    (2) 「互換性」タブを開き、高DPI設定の変更ボタンをクリックします。
    (3) 「高DPIスケール設定の上書き」のチェックボックスをチェックし、ドロップダウンで「システム」を選択します。
    (4) OKボタンで設定を適用します。

    image43 frame

組織図エディタを起動する(認証が必要なプロキシサーバ経由で接続する場合)

認証が必要なプロキシサーバ経由で接続する場合は、以下の方法で組織図エディタを起動します。

認証が必要ないプロキシサーバ経由で接続する場合は、上項目「組織図エディタを起動する」の手順で起動します。

■事前準備

認証が必要なプロキシサーバ経由で接続する場合の組織図エディタ起動用ショートカットファイルは、組織図エディタインストール時にインストールフォルダに作成されます。このショートカットファイルを、OSのスタートメニューやデスクトップ等、アクセスしやすい任意の場所に貼り付けてください。

組織図エディタ起動用ショートカットファイル名
  「組織図エディタ(認証が必要なプロキシ経由接続)」

インストールフォルダは以下の方法で確認してください。
(1) WindowsキーRを押して「ファイル名を指定して実行」のウィンドウを開きます。
(2) shell:Start Menu と入力してOKを押します。
(3) エクスプローラーが起動し、「スタートメニュー」フォルダが開くので、「プログラム」-「POWER EGG」を開きます。
(4) 「組織図エディタ(Verxxx)」のショートカットを右クリックし「プロパティ」を選択します。
(xxxは当システムのバージョンです)
(5) プロパティ画面の「ショートカット」タブが開きます。「作業フォルダー」欄に表示されているフォルダがインストールフォルダです。

  1. 事前準備で任意の場所に貼り付けたショートカットファイルを実行します。

  2. PowerShellの画面(黒い画面)が表示された後に、認証情報入力画面が表示されます。
    認証情報入力画面が表示されるまで、PowerShellの画面を閉じないでください。
    プロキシサーバのユーザIDとパスワードを入力して、OKボタンをクリックします。

    image44 frame

  3. ログイン画面が表示されます。以降の手順は上項目「組織図エディタを起動する」と同じです。

組織図を作成する

  1. 組織図エディタを起動し、組織図選択画面を表示します。

  2. 組織図選択画面のimage45をクリックします。

    image46 frame

    予定の組織図がすでに存在する場合は、実行できません。

  3. 組織図選択画面に発令日入力欄が表示されます。作成する組織図の発令日を入力します。

    image47 frame

    項目名 説明

    発令日 *

    作成する組織図の発令日を入力します。
    発令日は、選択した会社に対する最初の組織図の場合は、今日以降の日付を指定してください。なお、今日の日付を指定した場合、組織図の完成後、組織の発令を行ってください。組織の発令については、「組織の発令」を参照してください。
    現在運用中の組織図がある場合は、翌日以降の日付を指定してください。(今日以前の日付は指定できません。)

  4. image48をクリックします。

  5. 確認ダイアログが表示されます。発令日が正しいことを確認し、image49をクリックします。

  6. 発令予定の組織図画面が表示されます。当画面で、部門の作成や社員の所属などを行います。
    部門の作成などの操作については、次項を参照してください。

    image50 frame

    ■画面構成
    項目名 説明

    左ペイン

    部門やグループ、申請部門がツリー状態で表示されます。
    部門名などの先頭の数字は、組織の階層レベルを指します。
    部門名などの名称の上で右クリックすることで、選択した項目に合わせたメニューが表示されます。
    また、ドラッグ&ドロップすることにより、移動や表示順の変更が行えます。(申請部門は除く)

    右ペイン

    選択した部門などの登録情報や登録画面が表示されます。

    ■左ペインのアイコン
    項目 説明

    image51

    会社を指します。ツリーの一番上にあります。

    image52 または image53

    部門を指します。展開している部門は image53 となります。

    image54

    申請部門を指します。

    image55

    グループを指します。

    会社に対するはじめての組織図の場合、会社名のみが表示されます。
    現在運用中の組織図がある場合は、現在運用中の組織図がコピーされた状態で起動します。

組織図を変更する

  1. 組織図エディタを起動し、組織図選択画面を表示します。

  2. 組織図選択画面で、変更する組織を選択します。

    image56 frame

    現在運用中の組織図と予定の組織図の2つがある場合は2行表示されます。状況欄にて、現在運用中の組織図か発令予定の組織図かを判断できます。

  3. image57をクリックします。
    組織図の作成画面が開きます。変更作業を行ってください。

発令日を変更する

発令日を変更できる組織図は、発令予定の組織図のみです。現在運用中の組織図の発令日は変更できません。

  1. 組織図エディタを起動し、組織図選択画面を表示します。

  2. 組織図選択画面で、発令日を変更する組織を選択し、image58 をクリックします。

  3. 新しい発令日を入力します。

    image59 frame

    項目名 説明

    発令日 *

    変更する発令日を入力します。
    発令日は、選択した会社に対する最初の組織図の場合は、今日以降の日付を指定してください。なお、今日の日付を指定した場合、組織図の完成後、組織の発令を行ってください。組織の発令については、「組織の発令」を参照してください。
    現在運用中の組織図がある場合は、翌日以降の日付を指定してください。(今日以前の日付は指定できません。)

  4. image60をクリックすると、確認ダイアログが表示されます。image49をクリックします。

    作成中の発令予定の組織図の削除が可能です。削除する場合は、組織図選択画面で発令予定の組織図を選択し、image61 をクリックしてください。
    なお、現在運用中の組織図は、削除できません。

参考:他の社員が操作していた場合

組織図の作成画面は、同一会社同一発令日の組織に対して複数人で同時に編集することはできません。他の社員が編集中の場合、最終更新日欄に「○○さんが更新中」と表示されます。
この場合は、該当の会社・発令日の組織図に対する編集は行えません。

image62 frame

なお、何らかの原因により、他の社員がメンテナンスをしていないにも関わらずこのメッセージが表示される場合は、image57をクリックすると、以下のメッセージが表示され、メンテナンス中の状態を解除できます。

image63 frame

上記メッセージでimage49をクリックすることにより解除できます。
なお、この操作を行えるのはシステム管理者のみです。会社担当者は、この操作は行えません。

この操作を実行する時は、必ず他に編集中の社員がいないかを確認してください。
編集中にもかかわらずクリアすると、組織データが破壊されるなど思わぬエラーが発生する恐れがあります。ご注意ください。