お客様情報管理

個々の社員が保有しているお客様の情報(会社、担当者、所属部署の情報)を登録管理することによって、会社全体でお客様の情報共有が可能になります。
当システムのお客様情報機能では、お客様の会社・部署・担当者(個人)の3つの視点で情報を管理できます。

  1. お客様情報の登録

    お客様の情報として以下の情報を登録できます。

    ■企業の情報

    企業基本情報

    代表者名、業種、資本金など企業の基本的な情報を管理します。

    企業の各種関連情報

    企業に関する各種情報を管理します。
    各種情報はWebデータベース、汎用申請データベース、CRMデータベースにて管理項目や登録画面の設定が行えます。
    例)企業の業績情報、企業戦略、事業戦略などの取引先に関する様々な情報

    ■部署の情報

    部署基本情報

    部署の住所、電話番号などを管理します。

    部署の各種関連情報

    部署に関する各種情報を管理します。
    各種情報はWebデータベース、汎用申請データベース、CRMデータベースにて管理項目や登録画面の設定が行えます。
    例)儀礼情報、部署戦略、事業戦略、人・組織などの取引先組織に関するさまざまな情報

    ■担当者の情報

    担当者基本情報については、アクセス記録の取得有無の設定が可能です。

    担当者基本情報

    氏名、連絡先などの名刺から取得できる基本的な情報を管理します。

    担当者所属情報

    所属部署の情報を管理します。

    職歴・経歴の情報

    過去の職歴・経歴に関する情報を管理します。
    会社、部署、役職を変更したときに履歴として保存できます。

    名刺交換情報

    名刺交換をした自社社員と名刺交換日などが管理されます。

    シークレット情報

    登録者が個々に登録する情報を管理します。シークレット情報に登録した内容は、登録者以外は参照できません。

    その他の担当者関連情報

    担当者に関する各種情報を管理します。
    各種情報はWebデータベース、汎用申請データベース、CRMデータベースにて管理項目や登録画面の設定が行えます。
    例)記念日、学歴、趣味など個人に関するさまざまな情報

  2. お客様情報の活用

  • お客様情報の出力(CSV形式、CRMデータベース)
    お客様情報の出力が可能です。出力条件、出力項目、出力順を指定して出力ができ、例えば、年賀状やお中元、お歳暮リストの作成が行えます。

(1)お客様報機能を利用するための入力ルールの検討

お客様情報は、全社員で共有する情報となります。お客様情報の運用にあたり入力ルールを事前に決定しておくことをお勧めいたします。
以下に参照を記載します。

  1. "株式会社”などの入力方法
    "株式会社" と正式に入力するのか、"(株)"と入力するのかなど

  2. 電話番号の入力方法
    「XX-XXXX-XXXX」と入力するのか、「(XX)XXXX-XXXX」と入力するのかなど

入力ルールが煩雑なまま登録すると、検索しにくく情報共有が難しくなります。事前に検討しておくことをお勧めいたします。

(2)お客様情報管理に関する設定

お客様情報に関する設定作業には以下の項目があります。必要に応じて実行してください。

■お客様情報に関する設定
お客様情報環境の設定

最近選択した顧客の件数や同名会社の重複チェック、新着情報に関して設定します。

管理単位の登録

管理単位の登録や顧客ポータル(企業、部署、担当者)を設定します。

データベース – フォルダの作成

CRMデータベースを登録するフォルダを作成します。

顧客分類の登録

取引先、販売先など企業に設定する分類を登録します。

個人情報アクセス記録取得の設定

担当者(個人)の情報にアクセスする際のアクセス記録出力有無を指定します。

商品分類の登録

商品の分類を登録します。商品を登録する場合、商品を登録する前に登録してください。

商品の登録

商品を登録します。商品は商品分類に分類して登録を行います。

データベースの作成

企業、部署、担当者に関連する各種情報で使用する管理項目や入力画面の作成を行います。
データベースの作成については、ユーザーズマニュアル データベース作成編 を参照してください。

■外部システムとの連携に関する設定
顧客リンクボタンの登録

アドオン開発してシステムを顧客情報照会画面(顧客ポータル)から起動する場合に設定します。

外部連携コードの登録

外部システムと当システムの顧客を連携するためのコードを設定します。