(6)申請部門の作成

申請部門の作成・変更を行います。ワークフロー機能を利用しない場合は、設定の必要はありません。

■申請部門とは

ワークフロー上の部門を指します。(通常の社員選択や社員名簿には表示されません)
当システムでは、決裁ルートの設定を部門単位で行います。しかし、同一部門内で、人により決裁ルートが異なる場合があります。このような場合に申請部門を作成します。
例えば、以下のような場合に使用します。

  • 会社の組織図の部門は、「システム課」だが、「システム課」内に「運用チーム」と「開発チーム」に分かれており、ワークフローを回すルートがチームにより異なる。

  • 所属長と課員でルートが異なる。

当項では、組織図の作成画面からの操作を説明します。組織図の作成画面の起動方法については、「(4)組織図の作成・変更」を参照してください。

ワークフローを利用するライセンスが未登録の場合、初期設定では、申請部門の作成は行えません。申請部門を使用する場合は、システム環境の設定が必要です。
詳細は、「組織図の作成」の「(1)組織図作成の基本」を参照してください。

申請部門を作成する

  1. 作成する部門の上位部門で右クリックします。

  2. メニューから、”部門内に申請部門を追加” をクリックします。

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  3. 申請部門登録画面に、以下の情報を入力します。

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    項目名 説明

    申請部門名称 *

    申請部門の名称を入力します。

    申請部門略称名 *

    申請部門の略称名を入力します。基本的には、申請部門略称名が使用されます。

    申請部門フリガナ

    申請部門名のフリガナを入力します。

    外部申請部門コード1・2

    外部システムとの連携用のコードを入力します。

    メモ1~3

    備考欄です。

    決裁権限

    選択すると、ルート設定での組織図ルート(権限:審議)にて "部門が存在しない場合、上位部門を追加" を選択することにより、上位部門にも回付されます。
    ルート設定での組織図ルート(権限:審議)にて "部門が存在しない場合、上位部門を追加" を選択しない場合は、上位部門が追加されず、この部門で決裁となる場合は、エラー「ルート内に必要な権限を持った人が存在しません」になります。

  4. image66をクリックします。

    • 変更する場合は、対象の申請部門を選択し、申請部門内容表示画面のimage67をクリックすると申請部門編集画面が表示されます。内容を変更後、image68をクリックします。

    • 削除する場合は、対象の申請部門を選択し、申請部門内容表示画面のimage69をクリックします。なお、現在運用中の組織図の場合、申請部門は削除できません。

    • 申請部門は、同一上位部門配下に、最大127個作成可能です。

表示順を変更する

  1. 表示順を変更する申請部門で右クリックし、メニューから ”申請部門の表示順位を上げる” または ”申請部門の表示順位を下げる” を選択します。

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