(8)社員所属情報の登録

部門やグループに対して社員を所属させます。また、所属時に、役職や社員区分などの属性を合わせて登録します。社員は複数の部門や異なる会社に兼務させることができます。
当項では、組織図の作成画面からの操作を説明します。組織図の作成画面の起動方法については、「(4)組織図の作成・変更」を参照してください。

会社の未所属社員一覧から部門に所属させる

会社の未所属社員一覧から各部門に所属させることにより、部門を選択する手間を省き、複数の部門に対して連続で社員を所属させることができます。
ただし、複数の部門に兼務させる場合、当手順では行えません。(すでに所属しているため、未所属社員一覧に表示されないため)
また、グループに所属させることはできません。

  1. 会社名をクリックします。会社の未所属社員一覧が表示されます。

  2. 未所属社員一覧から社員をドラッグし、所属先の部門にドロップします。

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    未所属社員一覧画面の上部にて、氏名/フリガナ/ユーザIDを条件に、社員の検索が可能です。
    なお、「氏名」「フリガナ」は、全角・半角、英字の大文字・小文字、平仮名・カタカナを区別せずに検索できます。
    この一覧には、選択した会社に所属していない社員の一覧が表示されます。

  3. 社員所属情報設定画面に、以下の情報を入力します。

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    項目名 説明

    社員区分

    社員区分を選択します。社員区分は権限設定で利用できます。
    社員区分の選択肢は、社員区分の登録画面で登録します。社員区分の登録は、「社員区分の登録」を参照してください。

    役職 *

    役職を選択します。
    役職の選択肢は、役職の登録画面で登録します。役職の登録は、「役職の登録」を参照してください。

    兼務

    この部門への所属が主所属なのか兼務なのかを選択します。
    主所属は、会社に対して必ず一つ設定する必要があります。主所属以外の所属はすべて”兼務”を選択してください。

    申請部門

    部門配下に作成した申請部門に所属させる場合に選択します。

    外部社員コード1・2

    外部システムとの連携用のコードを入力します。
    外部社員コード1は、汎用申請やWebデータベースなどで、データの出力や取込み時にも使用します。
    外部社員コードは、会社に対して一つのみ設定できます。兼務している場合、外部社員コードを変更すると、その会社の全ての所属に対する外部社員コードが変更されます。

    メモ1~3

    備考欄です。
    なお、経費精算申請機能をご利用の場合は設定項目として使用する場合があります。必要に応じて指定してください。

  4. image82をクリックします。

選択した部門に社員を所属させる

最初に部門を選択し、選択した部門に社員を所属させます。選択した部門以外の部門やグループに所属させることはできません。複数の部門に兼務する場合は、当手順で行います。

  1. 社員を所属させる部門で右クリックします。

  2. メニューから、”未所属社員を部門に配属” をクリックします。未所属社員一覧が表示されます。

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    そのほか、部門を選択後、image84をクリックしても、未所属社員一覧を表示可能です。

  3. 未所属社員一覧画面で、所属させる社員の image85 をクリックします。

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    未所属社員一覧画面の上部にて、氏名/フリガナ/ユーザIDを条件に、社員の検索が可能です。
    なお、「氏名」「フリガナ」は、全角・半角、英字の大文字・小文字、平仮名・カタカナを区別せずに検索できます。
    ”所属の無い社員のみを表示”を選択すると、この会社に所属情報のない社員の一覧が表示されます。未選択の場合は、選択している部門に所属していない社員の一覧が表示されます。複数の部門に兼務する場合は、未選択の状態で検索してください。

  4. 社員所属情報設定画面が表示されます。内容を入力しimage82をクリックしてください。
    社員所属情報設定画面については、上項目「会社の未所属社員一覧から部門に所属させる」の3を参照してください。

所属情報(役職など)を変更・削除する

役職、社員区分などの社員所属情報を変更します。

  1. 所属情報を変更する社員が所属する部門をクリックします。

  2. 右ペインのimage87をクリックします。

  3. 部門所属社員一覧で、所属情報を修正する社員の image88 をクリックします。

    image89 frame 2

  4. 社員所属情報設定画面が表示されます。内容を入力しimage82をクリックしてください。
    社員所属情報設定画面については、上項目「会社の未所属社員一覧から部門に所属させる」の3を参照してください。

    所属情報を削除する場合は、部門所属社員一覧画面の image90 をクリックしてください。
    なお、基本的に間違えて所属したとき以外、所属の削除は行わないでください。
    利用していた組織図から所属を削除すると、登録済みのデータに影響する可能性があります。
    社員が退職した場合などは、該当社員の所属は削除せず、社員の登録画面にて、”ID有効期限”、”退職日”を設定してください。詳細については、「社員の登録」の「社員を退職状態にする」を参照してください。

所属を異動する

社員の所属部門を異動します。同部門内の申請部門が変更となる場合は、上項目「所属情報(役職など)を変更・削除する」を行ってください。

  1. 異動する社員が所属する部門をクリックします。

  2. 右ペインのimage87をクリックします。

  3. 異動する社員をドラッグし、移動先の部門または申請部門にドロップします。

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  4. 社員所属情報設定画面が表示されます。新所属の所属情報を入力しimage82 をクリックしてください。
    社員所属情報設定画面については、上項目「会社の未所属社員一覧から部門に所属させる」の3を参照してください。

    異動前の所属情報が初期表示されます。申請部門にドロップした場合は、選択した申請部門名が初期表示されます。

    所属の削除や異動を行った場合、削除する所属や異動元の所属で登録されているグループ所属や審議者設定は解除されます。(グループ所属や審議者の設定には所属情報を持つため)
    グループに所属している場合や審議者として登録されている場合、削除や異動時に確認メッセージが表示されます。確認メッセージが表示された場合は、必要に応じて新しい所属にてグループへの所属や審議者への設定を行ってください。
    また、所属を異動する際、ドラッグ&ドロップ操作ではなく、現在の所属を削除して移動先の部門で所属を新規登録した場合は、所属の属性(役職や外部社員コード)は引き継がれませんのでご留意ください。

グループに社員を所属する

  1. 社員を所属させるグループで右クリックします。

  2. メニューから、”未所属社員をグループに配属” をクリックします。未所属社員一覧が表示されます。

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    そのほか、グループを選択後、image84をクリックしても、未所属社員一覧を表示可能です。

  3. 未所属社員一覧画面で、所属させる社員の image93 をクリックします。

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    表示している会社に所属している社員の中で選択したグループに所属していない社員の一覧が表示されます。未所属社員一覧画面の上部にて、氏名/フリガナ/ユーザIDを条件に、社員の検索が可能です。なお、「氏名」「フリガナ」は、全角・半角、英字の大文字・小文字、平仮名・カタカナを区別せずに検索できます。

  4. 社員所属情報設定画面に、以下の情報を入力します。

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    項目名 説明

    所属部門

    選択した社員の所属部門を選択します。

  5. image82をクリックします。

    その他以下の操作については、部門所属と同様です。

    • グループ社員所属情報設定の変更

    • グループからの所属の削除

    • 所属の異動