カレンダーイベントのセットアップ

カレンダーのイベント情報を取り込みます。また、登録済みデータを出力できます。

(1)取込み手順

取込(インポート)時の処理の流れを示します。

手順 項目名 説明

1

カレンダーの登録

事前にイベントを取り込むカレンダーの登録が必要になります。カレンダーは、カレンダーの登録画面から行います。

2

CSVファイルの作成 *

取り込みデータをCSV(カンマ区切り)形式で作成します。
CSVレイアウトの詳細は、「カレンダーイベントデータCSVレイアウト」を参照してください。

3

セットアップ処理の実行 *

2 で作成したCSVファイルを取り込みます。

4

セットアップ処理の完了確認 *

MIUセットアップ実行履歴画面で、実行したセットアップ処理が正常に終了したかどうかを確認します。
異常終了した場合は、エラー原因を取り除き、3 セットアップ処理 を再実行してください。

5

セットアップ結果の確認 *

カレンダーの登録画面にて取込みが問題なく実行されたか確認してください。

カレンダーイベントデータを取込む

  1. image4 > MIU:セットアップ処理 をクリックします。

  2. 左ペインの image42 をクリックします。

  3. カレンダーイベントのセットアップ画面の処理対象カレンダー選択欄から、カレンダーイベント情報を取込む対象カレンダーを選択します。

    image43 frame

  4. カレンダーイベントのセットアップ画面のインポート処理欄に、取込むCSVファイルを指定します。

    image44 frame

    項目名 説明

    CSVファイル *

    image11 をクリックし、取込むCSVファイルを指定します。

    表示条件

    CSVファイル内の1行目にタイトルが挿入されている場合は、選択してください。取込む時に1行目は無視されます。

    実行オプション

    現在のデータに追加するか、全置換えを行うかを選択します。
    “現在のデータに追加” の場合、取り込み対象のカレンダーに同一日付・同一名称のイベントが登録済みの場合でも、追加されます。

    文字コード

    CSVファイルの文字コードを指定します。

  5. image12をクリックします。

  6. image13をクリックします。
    取込み結果の確認を行います。詳細は、「実行結果の確認」を参照してください。

カレンダーイベントデータを出力する

  1. image4 > MIU:セットアップ処理 をクリックします。

  2. 左ペインの image42 をクリックします。

  3. カレンダーイベントのセットアップ画面の処理対象カレンダー選択欄から、カレンダーイベント情報を出力する対象カレンダーを選択します。

    image43 frame

  4. カレンダーイベントのセットアップ画面のエクスポート処理欄のimage12をクリックします。

    image45 frame

    出力条件 説明

    文字コード

    CSVファイルの文字コードを指定します。

  5. image6 をクリックし、出力されたファイルを保存します。

    image46 frame

バッチ処理にてカレンダーイベントデータを取込む

  1. バッチファイルを作成します。
    以下を参考に、お客様の環境に合わせバッチファイルを作成してください。
    例)バッチ実行用ファイルの配置ディレクトリが「C:\tool」の場合

    java -jar C:\tool\BatchClient.jar -server http://<サーバー名>[:ポート]/pe4j -apikey <認証キー> -type <実行処理> -processTimeout <タイムアウト時間> -targetCalendarName <対象カレンダー名> -file <CSVファイル名> -fileEncoding <文字コード> -header <タイトル行有無> -replaceAll <実行オプション>

    ※上記は1行で記載します。

    ■指定するパラメタ
    項目名 説明

    http://<サーバー名>[:ポート]/pe4j *

    当システムにアクセスする際のURLを指定してください。

    認証キー *

    バッチ実行の準備」で発行した認証キーを指定してください。

    実行処理 *

    calendarimportを指定してください。

    タイムアウト時間

    バッチ処理のタイムアウト時間(秒)を指定してください。1 から 518,400 までの間で指定してください。
    未指定の場合は、21,600秒(6時間)となります。

    対象カレンダー名 *

    カレンダーの登録」で登録されているカレンダー名を設定してください。指定したカレンダーに対するイベントとして登録されます。

    CSVファイル名 *

    取り込みに使用するCSVファイルの格納先 および ファイル名をフルパスで指定してください。

    文字コード

    CSVファイルの文字コードを shift-jis または utf-8 で指定してください。
    未指定の場合は、shift-jis として取り込まれます。

    タイトル行有無 *

    1行目をタイトル行として扱うかどうかを指定します。
    1行目をタイトル行として扱う場合、true を指定します。
    1行目をタイトル行として扱わない場合、false を指定します。

    実行オプション *

    全置換えを行うか、現在のデータに追加するかを指定します。
    全置換えの場合、true を指定します。
    現在データに追加する場合は、false を指定します。
    現在のデータに追加する場合、取り込み対象のカレンダーに同一日付・同一名称のイベントが登録済みの場合でも、追加されます。

    <サンプル>

    java -jar C:\tool\BatchClient.jar -server http://d-circle/pe4j -apikey 19999999-a7aa-4444-9cc9-666aaa222222 -type calendarimport -processTimeout 10800 -targetCalendarName フレンド商事のカレンダー -file C:\event.csv -fileEncoding utf-8 -header true -replaceAll true

    ※上記は1行で記載します。

  2. 作成したバッチファイルを実行します。
    実行時のパラメタに問題がある場合やバッチ処理起動時にエラーが発生した場合は、コマンドプロンプトにエラーメッセージが表示され、取り込みが行われません。エラーメッセージから原因を確認のうえ、エラー原因を取り除き、再度バッチファイルを実行してください。

  3. バッチ実行が終了後、実行結果を確認します。
    正常終了時には、コマンドプロンプトに正常終了した旨のメッセージが表示されます。
    異常終了時には、コマンドプロンプトに警告 または エラーが発生した旨のメッセージが表示されます。
    実行したセットアップ処理(バッチ処理)の結果確認は、実行履歴の確認画面から行います。詳細は、「実行結果の確認」を参照してください。
    なお、異常終了した場合、警告やエラーの詳細の確認は、実行履歴の確認画面 および ログ照会画面から行います。ログ照会については、「ログ照会」の項を参照してください。