社員所属データCSVレイアウト

社員所属データのCSVレイアウトについて説明します。
部門・グループに対する社員所属情報および部門の審議者データを作成します。

(1)留意事項

  • データは「”」で囲まないでください。

  • CSVファイルは会社単位で作成してください。一つのCSVファイルに複数の会社の情報を作成することはできません。

  • 予定の所属情報のみ取込み可能です。現在運用中の社員所属情報は変更できません。

  • 社員所属情報の取り込みは全置換えとなります。異動など変更のない社員所属も含め、全社員の所属データを指定する必要があります。

  • このCSVで指定できるグループの所属は組織図配下のグループのみです。共通グループは、対象外です。

  • 複数部門に兼務する場合は、所属する部門の数だけ作成してください。詳細は、「(3)兼務または他の部門の審議者の場合の設定」を参照してください。

(2)CSVレイアウト

No 項目名 属性 桁数 説明

1

ユーザID *

半角
英数

20桁
以内

所属情報を登録する社員のユーザIDを指定します。
ユーザIDは、社員情報の登録画面で確認できます。

2

会社コード *

半角
英数

10桁
以内

所属情報を取込む会社の会社コードを指定します。会社コードは、会社の登録画面で確認できます。
全てのデータに同一の会社コードがセットされている必要があります。

3

発令日 *

日付

8桁

取り込みを行う予定の組織図の発令日を指定します。
予定の組織図作成時に指定した発令日を指定してください。
部門のセットアップにて登録する場合は、部門のセットアップで指定した発令日を指定します。
全てのデータに同一日付がセットされている必要があります。

4

外部連携部門コード *

半角
英数

20桁
以内

所属させる部門の外部部門コード1を指定します。
外部部門コード1は、「組織図の作成・変更」の部門情報表示画面で確認できます。

5

社員区分 ※1

文字

20桁
以内

No4. 外部連携部門コード で指定した所属に対する社員区分の外部社員区分を指定します。
外部社員区分コードは、社員区分の登録画面で確認できます。
使用区分が “表示しない” に設定されている社員区分を指定した場合は取り込めません。

6

役職コード * ※1

文字

20桁
以内

No4. 外部連携部門コード で指定した所属に対する役職の外部役職区分を指定します。
外部役職コードは、役職の登録画面で確認できます。
使用区分が “表示しない” に設定されている役職を指定した場合は取り込めません。

7

兼務区分 * ※1

数字

1桁

No4. 外部連携部門コード で指定した所属が主務なのか兼務なのかを指定します。

主務

0

兼務

1

主務は一会社一社員に対して一つのみ設定可能です。

8

外部連携申請部門
コード * ※1

半角
英数

20桁
以内

No4. 外部連携部門コード 配下の申請部門に所属する場合は、申請部門の外部申請部門コード1を指定します。
外部申請部門コード1は、「組織図の作成・変更」の申請部門情報表示画面で確認できます。
申請部門を指定しない場合は、No4. 外部連携部門コード と同一の値を指定してください。

9

外部連携社員
コード1 ※1

半角
英数

20桁
以内

当システム以外の外部システムとの連携用社員コードを指定します。
外部連携社員コードは、会社に対して一つのみ設定可能です。CSV内に同一社員に対する所属データが複数ある場合は、同じコードが指定されている必要があります。

10

外部連携社員
コード2 ※1

半角
英数

20桁
以内

当システム以外の外部システムとの連携用社員コードを指定します。
外部連携社員コードは、会社に対して一つのみ設定可能です。CSV内に同一社員に対する所属データが複数ある場合は、同じコードが指定されている必要があります。

11

メモ1 ※1

文字

100桁
以内

備考欄です。
なお、経費精算申請機能をご利用の場合は設定項目として使用する場合があります。必要に応じて指定してください。

12

メモ2 ※1

文字

100桁以内

13

メモ3 ※1

文字

100桁以内

14

承認対象申請部門
コード

半角
英数

20桁
以内

この社員が、部門の審議者となる場合に指定します。審議者となる部門の外部連携部門コード1または外部申請部門コード1を指定します。

15

承認順序

数字

2桁
以内

No14. 承認対象申請部門コード を指定した場合に指定します。No14. 申請対象申請部門コード で指定した部門の何番目の審議者となるかを指定します。
No14. で指定した部門内で重複した番号は指定できません。同一承認対象申請部門内(No14.)で、1から順に指定されている必要があります。

16

代行者1所属部門
コード

半角
英数

20桁
以内

No14. 承認対象申請部門コード を指定した場合に、必要に応じて指定してください。
No14. で指定した審議の代行者1に指定する社員の所属部門の外部連携部門コード1を指定します。
No17. 代行者1ユーザID で指定したユーザの、この項目に指定した部門に対する所属データが、CSV内に作成されている必要があります。

17

代行者1ユーザID

半角
英数

20桁
以内

No14. 承認対象申請部門コード を指定した場合に、必要に応じて指定してください。
No14. で指定した審議の代行者1に指定する社員のユーザIDを指定します。

18

代行者2所属部門
コード

半角
英数

20桁
以内

No14. 承認対象申請部門コード を指定した場合に、必要に応じて指定してください。
No14. で指定した審議の代行者2に指定する社員の所属部門の外部連携部門コード1を指定します。
No19. 代行者2ユーザID で指定したユーザの、この項目に指定した部門に対する所属データが、CSV内に作成されている必要があります。

19

代行者2ユーザID

半角
英数

20桁
以内

No14. 承認対象申請部門コード を指定した場合に、必要に応じて指定してください。
No14. で指定した審議の代行者2に指定する社員のユーザIDを指定します。

20

代行者3所属部門
コード

半角
英数

20桁
以内

No14. 承認対象申請部門コード を指定した場合に、必要に応じて指定してください。
No14. で指定した審議の代行者3に指定する社員の所属部門の外部連携部門コード1を指定します。
No21. 代行者3ユーザID で指定したユーザの、この項目に指定した部門に対する所属データが、CSV内に作成されている必要があります。

21

代行者3ユーザID

半角
英数

20桁
以内

No14. 承認対象申請部門コード を指定した場合に、必要に応じて指定してください。
No14. で指定した審議の代行者3に指定する社員のユーザIDを指定します。

22

所属グループID
※1

文字

4000桁
以内

組織図内のグループに所属する場合に指定してください。
社員が所属するグループのグループIDを設定します。複数のグループに所属する場合、“;”(セミコロン)で区切って設定してください。
CSV内に同一社員に対する異なる所属データが複数ある場合は、同じ所属グループIDを指定することはできません。
なお、グループIDは、システムが自動的に番号を付けます。グループIDの値は、「組織図の作成・変更」のグループ情報表示画面で確認できます。

※1:CSV内でNo1. ユーザID、No2. 会社コード、No3. 発令日、No4. 外部連携部門コード がすべて同一のデータについては、※1の項目の値をすべて同一にする必要があります。

(3)兼務または他の部門の審議者の場合の設定

複数の部門に兼務している場合や、所属していない部門の審議者となる場合は、該当社員の所属情報を複数作成します。
以下に、パターンごとの作成方法を説明します。

パターン1)複数の部門に兼務している場合

<組織図例>
大石 学さんは 部門A と 部門B に所属しており、部門A の審議者の場合

image52

社員 外部連携部門 兼務区分 承認対象申請部門 承認順序

大石 学

部門A

主務(0)

部門A

1

大石 学

部門B

兼務(1)

パターン2)所属部門の審議者と別の部門の審議者の場合

<組織図例>
大石 学さんは 部門A に所属し、審議者でもある。また、部門C の審議者でもある。ただし、部門Cには所属しない。

image53

社員 外部連携部門 兼務区分 承認対象申請部門 承認順序

大石 学

部門A

主務(0)

部門A

1

大石 学

部門A

主務(0)

部門C

1

※この場合、No5. 社員区分 ~ No13. メモ3、No22. 所属グループID は同じ値を設定する必要があります。
承認対象申請部門には、審議を行う部門を指定します。外部連携部門には、審議者として登録する時の部門を指定します。

パターン3)兼務+所属していない部門の審議者の場合

<組織図例>
大石 学さんは 部門A と 部門B に所属。部門A の審議者である。また、部門C の審議者でもある。ただし、部門C には所属しない。

image54

社員 外部連携部門 兼務区分 承認対象申請部門 承認順序

大石 学

部門A

主務(0)

部門A

1

大石 学

部門A

主務(0)

部門C

1

大石 学

部門B

兼務(1)

※この場合、1行目と2行目は同じ外部連携部門となるため、No.5 社員区分 ~ No.13 メモ3、No22. 所属グループID は同じ値を設定する必要があります。
承認対象申請部門には、審議を行う部門を指定します。外部連携部門には、審議者として登録する時の部門を指定します。
今回部門Cの審議者として登録する時の大石さんは、部門Aに所属する大石さんとして登録するため外部連携部門は ”部門A” となります。
大石さんが 部門C の審議者として承認一覧に表示される時の部門名は、”部門A” と表示されます。

パターン4)所属部門とは異なる部門の審議者の場合

<組織図例>
大石 学さんは 部門A に所属。また、部門C の審議者である。ただし、部門C には所属しない。

image55

社員 外部連携部門 兼務区分 承認対象申請部門 承認順序

大石 学

部門A

主務(0)

大石 学

部門A

主務(0)

部門C

1

この場合、大石 学さんの所属に関する情報(No.1 ユーザID ~ No.13 メモ3)は同一のため、以下のように省略して1行で指定することも可能です。出力時は、以下のように出力されます。

社員 外部連携部門 兼務区分 承認対象申請部門 承認順序

大石 学

部門A

主務(0)

部門C

1