管理単位の登録

お客様情報を管理する単位である “管理単位” を登録します。
管理単位に対して権限設定を行うことで、アクセスを許可する範囲を指定します(会社をまたがった範囲や特定部門に限定した範囲なども指定可能です)。
ユーザはアクセス権限を持つ管理単位に対してのみ、お客様情報の登録・参照が可能になります。
異なる管理単位間でデータの共有はできません。
また、登録した管理単位に対して顧客ポータル(会社情報照会画面、部署情報照会画面、担当者情報照会画面)の設定を行います。

管理単位、顧客ポータルの概要については、「CRMの概要」を参照してください。

管理単位を登録する

  1. image4 > CRM環境の設定 をクリックします。

  2. 共通設定欄のStep.2「管理単位の登録」 をクリックします。

  3. 管理単位一覧画面の入力域に、以下の項目を入力します。

    image9 frame

    項目名 説明

    管理単位名 *

    管理単位の名称を入力します。

    権限設定

    image10 をクリックし、アクセス権限を設定します。
    アクセス権限の設定については、ユーザーズマニュアル 基本編「共通操作」の「権限設定」を参照してください。
    指定しない場合は、全員が利用可能となります。
    指定可能な権限は以下のとおりです。

    ”参照可”

    管理単位へのアクセスを行えます。

    ”CSV出力可”

    管理単位へのアクセスおよびお客様情報のCSV出力を行えます。

    “名寄せ可”

    管理単位へのアクセスおよびお客様情報のCSV出力、お客様情報の名寄せ処理を行えます。

    “公開しない”

    管理単位へのアクセスを行えません。“公開しない” にした場合、各種画面で管理単位の選択肢に表示されなくなります。

    使用区分

    登録していた管理単位を使用しなくなった場合は、“表示しない” を選択してください。“表示しない” を選択すると、権限設定に関係なく、各種画面で管理単位の選択肢に表示されなくなります。

  4. image11をクリックします。一覧の一番下に追加されます。

    • 変更する場合は、一覧から対象項目のラジオボタンをクリックします。クリックすると、入力域に内容が表示されます。内容を変更後、image13をクリックします。

    • 削除する場合は、一覧から対象項目を選択し、image14 をクリックします。

    • image15をクリックすると、新規入力状態に戻ります。編集中の情報はすべて消去されます。

    • 一覧にて image16 をドラッグ&ドロップすることにより表示順を変更できます。

    • 管理単位は最大20件登録可能です(使用区分が “表示しない” のものは除く)。

顧客ポータルを設定する

  1. 管理単位一覧から顧客ポータルを設定したい管理単位の image17image18image19 をクリックします。

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    未設定の場合は image21 が表示されます。

  2. 管理単位の詳細設定画面が表示されます。

    image22 frame

    デフォルトで以下の項目が設定されています。

    • 会社情報の場合:会社基本情報、区切り線2つ、この情報のURL

    • 部署情報の場合:部署基本情報、区切り線2つ、この情報のURL

    • 担当者情報の場合:担当者基本情報、区切り線2つ、この情報のURL

    これらの項目については並び替え、背景色の設定、削除はできません。

  3. 「項目」欄で顧客ポータルに配置したい項目を選択し、以下の項目を入力します。

    「項目」欄で選択した内容により、以降の設定項目が異なります。最初に選択してください。

    ■項目:“データベース”を選択した場合

    あらかじめ配置するデータベースを作成しておく必要があります。

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    項目名 説明

    データベース *

    image24 をクリックし、顧客ポータルで使用するデータベースを選択します。
    選択可能なデータベースは、お客様選択項目を含むWebデータベース/汎用申請データベースおよび編集中の管理単位に属するCRMデータベースです。
    なお、顧客リレーション種別で企業、部署、担当者に関連付けられているCRMデータベースは、下記のように関連付けされている情報に対してのみ使用することができます。

    顧客リレーション種別 選択できる条件

    企業(1:1または1:n)

    会社情報の場合のみ選択可

    部署(1:1または1:n)

    部署情報の場合のみ選択可

    担当者(1:1または1:n)

    担当者情報の場合のみ選択可

    キー項目 *

    選択したデータベースから、キー項目として利用するフィールドを選択します。選択できるのは、お客様選択項目または顧客リレーション項目になります。
    ここで選択した項目をキーとして対象データベースから情報が検索され、顧客ポータルに表示されます。

    画面名 *

    選択したデータベースから、顧客ポータルに表示する画面を選択します。
    選択できるのは、表示編集画面、一覧表示画面、集計表示画面です。

    ■選択したデータベースが顧客リレーション種別 1:1 のCRMデータベースで、キー項目で顧客リレーション項目を選択した場合

    表示編集画面を選択できます。

    ■それ以外の場合

    一覧表示画面、集計表示画面を選択できます。

    • image25 をクリックすると、指定した画面の公開先を確認できます。

    • 顧客ポータルに表形式(クロス集計なし)の集計表示画面を表示した場合、[明細を確認]リンクは表示されません。

    名称 *

    項目の名称を入力します。
    顧客ポータルに項目タイトルとして表示されます。

    使用区分

    登録していた項目を使用しなくなった場合は、“表示しない” を選択してください。“表示しない” を選択すると、顧客ポータルに表示されなくなります。

    1つの顧客ポータルに同じデータベース、同じキー項目、同じ画面の組み合わせを複数配置することはできません。

    ■項目:“システム標準項目”を選択した場合

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    項目名 説明

    システム標準項目 *

    顧客ポータルに表示したい項目を選択します。
    現在編集中の情報が会社情報か部署情報か担当者情報かによって、選択可能な項目が異なります。

    使用区分

    登録していた項目を使用しなくなった場合は、“表示しない” を選択してください。“表示しない” を選択すると、顧客ポータルに表示されなくなります。

    1つの顧客ポータルに同じシステム標準項目を複数配置することはできません。

    ■項目:“区切り線”を選択した場合

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  4. 追加をクリックします。項目が一覧に追加されます。
    さらに、項目を追加する場合は、3~4を繰り返します。

    image28 frame

  5. 設定が完了したら、image29ボタンをクリックして管理単位一覧に戻ります。

    • 変更する場合は、一覧から対象項目のラジオボタンをクリックします。クリックすると、入力域に内容が表示されます。内容を変更後、image13をクリックします。

    • 削除する場合は、一覧から対象項目の image14 をクリックします。

    • image15をクリックすると、新規入力状態に戻ります。編集中の情報はすべて消去されます。

    • 一覧にて image16 をドラッグ&ドロップすることにより表示順を変更できます。

    • 背景色を設定したい場合は一覧の背景色欄にて image30 をクリックします。区切り線で区切られた部分ごとに背景色を設定できます。背景色を設定すると顧客ポータルで以下のように表示されます。
       例)「売上実績」項目に背景色(黄緑)を設定
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    • 1つの顧客ポータルに登録できる項目は最大50項目です(デフォルト項目と使用区分が “表示しない” のものは除く)。

権限設定情報をCSVファイルに出力する

個人設定にて出力ファイルの文字コードを指定できます。設定については ユーザーズマニュアル 基本編「共通設定」を参照してください。

  1. image4 > CRM環境の設定 をクリックします。

  2. 共通設定欄のStep.2「管理単位の登録」 をクリックします。

  3. image32をクリックします。

  4. CSVダウンロード画面からファイルをダウンロードします。

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